好きなことを仕事にしたいと思っている人が間違いやすいひとつのこと。

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好きなことを仕事に
好きなことだけやって生きていく
趣味で起業する

など、好きなことをして生きていく生きかたにあこがれや夢を抱く人は多い。とてもすばらしいし、大賛成。

実際私は今、好きなことしかしていない。嫌いなことはできるだけやらないようにして生きている。そして、趣味起業コンサルタントとして、そういう生きかたをしたいという人のサポートもしている。

こういういきかたは誰もがあこがれる反面、いやいや、そんな生きかた無理に決まっている。好きなことだけして生きていけるなら、みな、もっと幸せやろ〜、という声もある。

実際はどうなのか。

うーん、まあ、なんとも言えない。上手く行っている人もいれば、そうでない人もいる。あきらめずに、必死でやってれば、絶対に成功するぜとも言えない。ピント外れながんばりを続けて、なかなか目がでない人も多くみている。

失敗の原因は星の数ほどあるので、それについてはおいおい書いていくとして、ひとつ、あまり誰も言ってないのに、とても多くの人が間違っていることについて書く。

あなたがそれが好きなのかどうか客には関係ない

そうなのだ。すきなことを仕事にするときに、一番勘違いする部分が多いのがここだ。あなたが、それが好きだどうかは、本質的には購買に影響を及ぼさないということだ。

自分中心ではだめだということ。好きを仕事にするとどうしても、そうなりがちで、お客様を置いてきぼりにしてしまうのだ。

いやいや、そんなことないよ。その人がそれを愛しているから、その姿に心打たれて、私は買っているんだよって、お客さんもいる。でも、それは、お客さんがそう思っているからいいのだ。もちろん、そういう人が多いのも事実。

あなたが、サーフィンを愛しているところに感動して、私は、あなたの商品を購入するんですよ、というかたもいる。それは好きが伝わってお客さんの心を動かしたというケース。確かにそういうお客様もいるが、全員がそうではないということを、もっと知っておいて欲しい。

サーフィンの事例

こういうことがあった。わたしは趣味のサーフィンで起業した。中級者にサーフィンの上達法を提供している。そして、それを生業としている。まさに、趣味起業であり、好きなことを仕事にしている典型である。

日々、ブログでサーフィンの上達法について書いている。毎日毎日ノウハウを提供している。そんな中、いちど、台風のいいうねりが入っていたので、湘南に行って、こんないい波に乗りましたと書いたんですね。

すると、即効、弟子からメッセージがきたんです。

「師匠、なんですか、今日の投稿は。あんなのいらないんです。わたしたちは、師匠が、何をしてようが興味がありません。興味があるのは、上手くなる方法です。そんな暇あたら、上達法のひとつでもかいてください」

と言った内容のものが。えええ、と一瞬思いましたが、すぐに腑に落ちました。なるほど、そうだよね、読者は、お客様は、サーフィンが上手くなりたいだけなんだよね、俺がサーフィン好きで、どこの波にのったかなんて興味ないんだよね。

後日、その弟子と、その話をしたら。おっしゃるとおりです、もっと言うなら、もはや、師匠がサーファーかどうかなんて、どうでもいいんですと言ってました。なるほどと思いました。

そういうことなんです。私は大好きなサーフィンで飯を食っています。好きなことで食っています。ところが、好きだからといって、なんでもありというわけではありません。飯を食うと言うということは、お客様からお金をいただかたないといけないんです。

そこには当然ですが、お客様が何を望んでいるのか、潜在顕在にわたったニーズとウォンツを知ろうとしないといけません。そこが欠如している人が多いです。好きだから、その好き具合を見せれば、お客さんはきっとわかってくれる。

わかってくれません。

最終的にはお客さんが、その商品やサービスをお金を出して欲しいかどうかです。あなたが、それを愛しているということで、この人は、他の人に比べてかなり良い商品やサービスを提供してくれる可能性はある、というくらいです。

だからといって、なんでもオッケーというわけではありません。

ブログで毎日配信しているのに。こんなに好きなことをアピールしているのに、なかなか商品が売れないというかたは、そのあたりの感覚が欠如している可能性があります。

好きなことはとても大事です。たいして好きでない人に比べて、よい商品やサービスを創造する可能性はかなり高いです。とはいえ、それで万事大丈夫ということになりません。お客様が欲しいのはなにか、なにを望んでいるかを考える必要があるということです。

好きなことで生きていこうというのが流行っています。それを教えている人もいっぱいいます。わたしも、それに参戦します。またセミナー開催するのできてください。

結果出している人から聞いたほうがいいですよという意味でも、ぜひわたしを選んでね^^
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