ブログを書いているけど全然読まれないあなたに贈る、読まれやすい文章の書きかた。

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よし、とりあえず1日8000字を毎日書いて、世の中に配信しまくるぞ。そしたらなんかが起こるだろうと3年8ヶ月前に一念発起しそれから、ずっと続けて累計の文字数は1000万文字を超えた。

結果的に色々なことが起こった。ブログを見たと取材をもらったし、テレビ出演のオファーもいただいた。

経営コンサルタントでサーフィンとゴルフと英語とプレゼンとセールスとマーケティングを教えていますと、自己紹介のときにはなし、ブログに書いてるので見てくださいと言っていたら、そのうち仕事の依頼がき始めた。
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まあ、それは運が良かったのもあるので、これだけ書いたからと言ってすべての人が、なんらかのリアクションをもらえるかどうかはわからないが、たくさん書くことによって確実に得られることがある。

それは文章力だ。

まちがいなく、誰でも文章を書く力は伸びてくる。わたしの文章が上手いと言っているのではないよ。わたしの文章が確実に上手くなっているということだよ。

そうなのだ、3年前の文章をたまに読み返すのだが、とてもじゃないが、読めない。恥ずかしい。

なんか気取っているし、生意気だし、妙に熱いし、認めて欲しいってのが文章からでている。其の頃から比べると、今の文章は断然いい。あくまでも自分比なので、村上春樹やプロのライターさんとくらべて、おまえなあというのはご勘弁を。

なにも考えず、ただひたすら文章を書きまくるだけでも上達はするが、そのときにいくつか意識すると習熟スピードが加速するので以下に書いてみる。

いい文章に触れる

わたしは、書くのもすごいが読むのもすごい。ものすごい量の文章を本やweb上の記事で読んでいる。まあ基本的になんでも読むのだが、そのときに、読みやすい文章や自分が好きな文章を好んで読むことにしている。

ああ、この人の論理展開すきだわとか、漢字とひらがなの量が、ものすごくバランスがいい、すきだわこの文章とか、なんという美しい構成と文章のリズムだとか、自分が心地いいと思えるのを何回も、選んで読んでいる。

そうすると何が起こるか。そう自分の頭のなかに、いい文章の構成とかリズムとかのストックが増えてくる。そのストックは潜在意識にもたまってくる。それが自分の文章を書くときに大いに役に立ってくれるのだ。

自分は良い文章をたくさん読んでいるので、どういう文章がいいかわかっている。その視点で、自分の書いた文章を読むのだ。これほどの苦痛はない。いきおいで書いた文章を、校正するために読み返す。ひどい、泣きたくなるほどひどい。意味が通じない、漢字を使いすぎる、ひらがなで書きすぎるってのが露呈する。

そういうことなのだ。自分が書いた文章を読み返すときに、よい文章のストックは、あなたを大いに助けてくれるのだ。明確なルールはないので、まだまだ、取りこぼしは多いが、おかげさまで、ちょっとは読める文章になってきた。

よい文章を書くために、よい文章を読むというのは非常に大切だなあと思う。又吉さんが素晴らしい小説を書いたのは、まちがいなく、とんでもない量の小説を読んできたからだ。

人を思う

読み手を200%意識する必要がある。読み手はあなたのファンでもないかぎりあなたに興味はない。あなたの自己満足な文章なんて読まれるわけがないのだ。わたしの昔の文章は自己顕示欲がつよく、よんでいていたいほどだ。

いや、それじゃだめだろうと、いつの日か気づき、読み手の役に立つ文章だけを書こうと意識してから一気に反応があがった。

相手を思いやるというのはコミュニケーションの基本だが、その気持ちがないまま書いた文書なんて、発表せずに家においておいた方がいい。

徹底的に相手のことを考える。そうなると、読みやすい文章を書く、書けない漢字を使わない。専門用語も使いすぎない。主語と動詞を近づけて、わかりやすい文書にするなど、色々でてくるはずだ。

そのあたりを意識して書くと一気に読みやすくなる。

このあたりを意識して大量に書くとあなたの文章は一気に読みやすくなる。もちろん、意識しなくてもいい。ただただ、書きまくるというだけでも全然違う。

プロではないので、毎回毎回、読んでもらえる記事を書くなんて芸当はできない。10記事中1個か2個読んでもらえるのがでればいいほうだろう。

そう考えると、バカみたいに書きまくるというのは必要だろう。ごちゃごちゃ言ってないで書けよと、弟子にはいつもいっている。書いている内になんとかなる。

まずは書いてみよう。でないと誰もあなたが何をしているかに気づかないから。