まったくのゼロから好きなことで起業する方法その1

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伝えようぜ!

あなたは何が好きで、その好きなことを使ってどうやって生きていくのか。理念はなにか、志はあるのか、そしてどういう商品やサービスを作り、もしくは探しだして売っているのか、その全てをまずは伝えることから始める必要がある。

昨日友達とご飯を食べにいった。中堅の印刷会社の社長をしているバカだけど立派な経営者だ。そいつがいきなり聞いてきた

「みさおさんは、なんで日々あんなにたくさん書いているのですか?書くのが好きなの?」

と。ちなみに私は日々8000字を書き、その8割弱にあたる6000字を世の中に向けて配信している。それを3年8ヶ月続けているので、トータルは1000万文字になる。まあ、そのほとんどは、ネットの中にあるブラックホールに吸い込まれ藻屑となすが、そのうちのいくらかは誰かのもとに届く。

書くのが好きなの?って聞かれて考えた。まあ、もちろん嫌いではない。ところが、書くのが好きだから8000字を毎日書いているわけではないなあと。で、でた答えが

「伝えたいことがあるから」

だった。

そう、わたしは何かを伝えたくて書いているのだと。友達の質問がその理由を導き出してくれた。

わたしは中級者でなかなかサーフィンが上達しない人たちに向けてブログを10年、メルマガを8年近く書いている。もともとは自分がなかなか上達しないから、その方法論を模索しはじめたというところに端を発する。

独自の研究と分析により(わたしはこれが得意でなおかつ3度の飯よりすき)そのオリジナルな上達法が完成した。それを実施した私はようやく中級者の前に立ちはだかる壁を乗り越えることができた。すると、まわりの上達しない友達が教えてと言ってきた。

それが3人くらいに増えたので、ブログに書くことにした。それが、今につながっている。結局私は、それがきっかけとなって独立した。今では、幅広くほそぼそと色々な事業をやっているが、一番最初はサーフィンスクールだった。
ワイドスクランブル
もちろん最初はそれが商売になるなんて思ってなかった。ただ、わたしがやった理論を友達を始め、それに困っている人に届けばいいなという思いで書き始めただけだ。

結局それが多くの人に届き、おかげさまで上達することができましたとのメールやコメントをいただき、最終的にはお金を払うので直接教えてくれませんかということになり、はれて商売となったというわけだ。

わたしが最初におこなったのは、伝えること。困っている人の役に立て、中級者のもがきが少しでもいいから取り除かれろ〜という思いだけ。

そう、ゼロからまずやるべきは伝えることなのだ。もちろんそれはあなたが好きなことでいいのだが、こと伝えるとなると注意しなければいけない点がある。

そう、自分本位ではだめだということ。

なんのために伝えるのか。もしあなたが、俺ってこんなことが好きで、こんなことやっているんだぜ、すごいだろう、いいだろうってのを伝えたいのなら、それはそれで全然かまわない。ところが、いざ商売となると、それではまったくだめだ。

はっきりいって、あなたのことなんてどうでもいいのだ。もちろん、わたしのサーフィンのブログの読者は、わたしになんて一切興味をもっていない。わたしがなにもので、何が好きかなんてどうだっていいのだ。彼らが知りたいのはサーフィン上達の方法。それ以外は必要ない。

ここをカン違いしちゃっている人が多い。好きなことで起業するから、あなたが好き勝手やっていいなんてことはひとつもない。

読み手のことを考えて、どういう情報がよろこばれるかだけを一心不乱に考え、そして、ブログやメルマガやyoutubeをつかった動画で伝えるのだ。

そう、まず最初にやるべきは伝えること。しかも、読み手にとって役に立つもの。ゼロからはじめて、最初にやることは

伝えることなのだ。