急いでいると全部ひっかかる信号

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余裕を持って出かける事をこころがけていますが、たまにギリギリになるときがあります。

そんな時は信号という信号が全て赤です。主要な交差点ですべて止められてしまうイメージです。なんてタイミング悪いねん。こんなときに限って、って思うことありますよね。

でもそれはそうじゃないんですね。実際にタイミングが合わず、普段より信号につかまるということはあるでしょうけど、そんなに極端に赤ばかりだからとか、青ばかりでスムースだなんてことはないんです。では何故そうなってるのでしょうか。

そうです、そう感じるんです。気持ちが焦っているから、つかまる状況が自分にとって、絶対にだめだから、そこにフォーカスしちゃっているから、その記憶だけが、その状況だけが浮かび上がって印象に残るのですね。

これはカラーバス効果と同じです。今日は1日赤色のものに注目してみようと思うと、家を出た瞬間から赤いものばっかり飛び込んできます。赤いバスとか、ポストとか。人間は見ているもの聞いているも触っているものを全て感覚として取り込んでいるわけではありません。

そんなことをしたら、忙しくて生きていけません。もし、今あなたがイスに座っているなら、どこかに持たれているなら、その触れている部分、おしりとか背中とかに注目してください。椅子に壁に、あなたの体が触れている部分を感じますよね。

でも、それって、私が言うまで意識してませんでしたよね。服と接触している腕はどうでしょう。服が触れている感覚を常に持っていたら、うるさくて生きていけませんよね。これは、脳の中にある昨日で脳への道を必要な物以外遮断しているのです。だから、生きていけます。

必要なものに注意を向けるようになっているのですね。間に合わないと焦る。それを阻害するものにイライラする。だから赤に捕まることばかりに気が行く。結果、そればっかり起こっているように感じるのです。

これを逆に利用するといいことが起こります。今日はいいことばかり起こる。そう思いながら家をでましょう。いいことが入ってきます。世の中いい人ばっかりだと思いましょう。いい人にあいまくります。

嫌いな上司のうっとうしい部下の、いいところが見えてくるようになり、途端に人間関係がよくなるでしょう。

子供を育てるときに、とてもいい2つの言葉があると聞きます。1日終わって、子供が寝る前に、
「今日1日、どんないいことがあった?お母さんに聞かせて」
と聞いて、
「明日は、どんないいことがあるだろうね」
と閉めて、おやすみと、寝かせる。

これで素敵な子供が育つそうです。確かに、そうですよね。おそらく、自分の身には常に、いい事と悪いことがおこっています。どっちにフォーカスするかだけなんでしょうね。どうせなら、素敵に生きていきたいです。