読んでもらえるブログ、読んでもらえないブログ

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このデーターをご覧いただきたい。

グーグルアナリティクスによる当ブログの1ヶ月のデーター。1日のページビュー1ヶ月分だ。180pv/日とそんなに悪くもないが、いいというわけでもなく、まあまあと言ったところだ。

続いて見ていただきたいのがこちら

先日3年ほどの空白期間をへて、再開したサーフィンの上達ブログ。まだ4日しかデーターがないが、450/pvという数字を叩きだしている。1ヶ月経ってみないとわからないが、おそらくこのブログの数字はあっさり抜いてくるだろうと思う。

対象とする読者数は圧倒的にこのブログのほうが多い。であるのに、サーフィンのブログにアクセスが集まる理由はなんだろうか。まあ、色々あるが、もっとも大きい要因は、自分を向いているか、読者を向いているかだ。

このブログはアットランダムに、色々なことを話題にしているが、たまに人生語る系の記事を書くことがある。好きな事をして生きるにはこうしたほうがいいぜとか、自分メディアを持って、発信していこうぜとか。

こういった記事のアクセスが、とことん悪い。おお、これはモノゴトの真理だ、俺は本質に迫ったぜと、書いている本人はいつもの記事を投稿しているのに比べてテンションが高めなのだが、その分読者は冷めている感じだ。

はあ、おまえだれやねん。お前に人生語ってもらっても、読んでいる俺たちは、どうすればいいの?って感じなのだろう。そうなのだ、人生を語るにはそれだけの裁量がいる。いや、別におれが語っても、いいのだが、誰が興味あんねん?って話なのだ。

完全に自分側にフォーカスしている記事は、まあ人気がない。その閑散とした感じは、おそろしいほどだ。

いっぽう、サーフィンの上達のほうはどうかというと、わたしの色は一切でていない。読んでいる人は、俺に一切興味がない。どんな奴が書いているか、信用置けるかというのは多少気にはされると思うが、どうだっていいのだ。ただただ、サーフィンを上達したい、それだけなのだ。

このブログでも人気のある記事は、新快速ネタ。新快速で遭遇したおもしろい話などは人気がある。ということは、読者がブログにもとめているのは暇つぶし。電車の中や、何かをまっているときに、なにか楽しい、おもしろい話がないかなと。

こういきるべきだってのは完全に自分目線。いっぽう、サーフィンの上達法や、おもしろ新快速は、完全に読者目線。

ここをカン違いしたらはずす。読者はあなたに興味あるのではなく、自分の欲求をみたすものに興味があるのだ。それをたまたま自分が配信しているだけというのを忘れてはいけないということを自戒の念をこめて書いておく。

ちなみにサーフィンのブログのほうで、わたしは先日、どこどこの海にサーフィンしに行きましたと投稿するが、その記事は誰も見向きもしない。もはや私がサーファーであるかどうかなど、どうでもいいのだ。それが物語っているところを読み解いていただきたい。