本当に伝えたい事があるからブログを始めた。
これは自分にしか出来ない事で、もしかしたら他の方の役に立つかも知れないから残しておこう、伝えようという気持ちでブログを始めた。最初はサーフィンだった。詳細は省くが、サーフィンには中級から上級にあがるところに、とてつもなく高い壁がある。
そこに中級者がおもいきり阻まれたまっている。わたしもそのなかの一人だった。国内外のあらゆる文献（当時はネットが今ほどではなかったのでほとんどが本）を調べ、上手い人ヘタな人を研究し、なんとかその壁を越える事が出来た。
そうしながら海でサーフィンをしていると、その壁の手前には相変わらずたくさんの人がいた。もしかしたら、私がやって来た事を公開すれば、何人かを救えるかもしれない。そんな思いからブログを始めたのだ。
これは素人の私がやるからよいのだ。同じくらい、もしくはそれ以上に苦労をしているので彼らがはまっているところが手に取るようにわかるのだ。上手い人やプロのなかにはこの壁を感じる事なく上達しているひとも少なくない。そういう方にはまずわからないのだ。どこが出来ないのかわからないのだ。
そうしてブログを始めてひとつづつ記事を増やしていった。おかげさまでその壁を乗り越える人も出て来た。
ゴルフも英語もおなじである。何か役に立つ事を配信し困っている人の助けになりたいという思いだったのだ。
それが最近少しぶれていたのではと思った。何故気づいたのだろうか。それは私の考え方が市場を意識しだしたからだ。そこに市場はあるのか、サーフィンよりゴルフのほうが、英語のほうが良いのではと思い出したのだ。
もちろん、それは絶対に必要。商売にしようと思っているならマーケットのないところでは成り立たない。でもそれは、次のステップ。まず、伝えたい事があるかどうかだ。皆の役に立てる事で、私しかできないことかどうかだ。
それがお金につながればなおいいけど、もし繋がらないならそれはそれ。繋がらなくても残したいか、金にならないならやめるか。決めればいい。
順番が逆になっていた。
私にしか出来ず、それを残したいかどうか、伝えたいかどうかから判断しないとおかしなことになる。
お金はあとからついてくる。ついてこなかっても別にいい。食えんようになったらやめるだろう、もっとしなきゃいけない事が出てくるから。
シンプルだ。理にかなった。GOだ。