星の数ほどあるやりかた。なんだっていいのである

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隣の芝は青く見えるとはよく言ったものだ。

同業者があのやり方をやったら成功したらしい、俺も、とか。この市場はもうだめだから、ちょっと方向転換しようかな、ライバルもそのやりかたをやったら成功したみたいだし。

さらに悪いことには自分のやり方は、なんかうさんくさくて、世間から評価されない。趣味や好きなことで起業なんて、本気ちゃうやんなめんなよとか叩かれているし。

起業って孤独なんです。だから、上手く行っていない時は、競合が気になるし、自分のやっていることに自信がなくなります。でもね、とりあえず、決めたやりかたで、とことん行くしかないんです。とことんやった結果、駄目で方向転換ってのはありです。やりきらないと、何も見えてこないんです。やり尽くしていれば、このやりかたは、駄目だったのだとか、自分には合わなかったのだということがわかりますからね。

SNSの書き込みやブログの記事をみて、俺って駄目じゃないってこともあります。そんなとき、そういうやるせなさからあなたを救ってくれる、ひとつの方法が、読書です。

私の商売ってちょっと、普通じゃないです。ややもすれば叩かれます。ところが、そんなの関係ねえ、俺は俺の道を行くんだぜというときに読む本があるんです。それが私が大好きでもう何年も何十回も読み返している本小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則です(リンク先はアマゾンの販売ページです。ここをクリックすると、私に報酬が入ります。河村操に1円も稼がせたくない方は直接アマゾン、もしくは他の店舗でご購入ください)

色々言われるけど、この経営者もそれでいいって言ってんじゃん、俺も続くぞ〜、信じてやるぞってなるんです。この本の凄さのひとつは挿絵です。ひとつの項目ごとにそれをイメージさせるイラストが書いてあります。それがアイコンになっています。そのアイコンをみると頑張れるみたいな。

彼らのビジネスは、自分に必要なものを作ることから始まるんです。わたしも同じなんです。サーフィンが上手くなりたい一心で研究を始めた。すると、それが商品になった。需要が起こったからなんですね。英語もそうです。私がおとどけする英語塾はスカイプの中では高いほうです。それでも、あなたでなければと受けてくださる人がいます。

スモールビジネスの始め方は星の数ほどあります。ところが私は彼ら37シグナルズがやる仕事のやりかたにぞっこんなんです。上手くいかないときは、それを読み返してはやる気をだしています。自分の好きなことで、価値観で、趣味でという人にとってはとてもおもしろい本だと思います。あなたをバックアップしてくれる本、あれば結構しあわせですよ。