書けないと無理とさえ思っている

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アメリカを代表する作家であるスティーブン・キングに記者が聞いた。
「どうやって、あれほどの大作を書いているんですか」
よくも、あれだけおもしろい内容の小説を次から次へと脱稿されますよねという敬意を払いながらの質問だった。その質問に対してスティーブン・キングは、
「一語一語」か「一文字一文字」
という返事をした。記者はあまりにも当たり前でありながら深い言葉に絶句した。そんな記事を目にした。

それ以来、私は作家でもなんでもないただのブロガーだが、文章を綴る時はこのキングの言葉が常に脳の片隅にある。しっかり丁寧に言葉を綴り、読んでくださる方に負担をかけないようにと書く努力をしている。まだまだ、深いどころか、不快なだけの文章だが、努力だけは惜しむべきではないと続けている。


作家といえば、お笑い芸人の又吉が又吉直樹のなで、文学会にデビューした。ジャンルは純文学。文學界という純文学を中心にあつかった月刊誌に230枚という中編小説でデビューしたのだ。文學界 2015年 2月号 (文学界)又吉の本好きは有名で、吉本の広報誌にもたしかコラムを持っていて、好きな小説を紹介していた。その文章が好きで、読んでいたのだが、ついに作家として、しかも純文学というジャンルにデビューした又吉の小説。さっそく、読みたく、注文した、届くのが楽しみだ。

又吉は色々な場でインタビューで、それだけ本が好きだったら、本書けば?と言われたときに決まって、本を書くなんてとんでもない、無理です。読み専門ですと言ってた。どういう心境の変化があったのか是非聞いてみたいところだ。

本というのはそのほとんどを活字がしめる。開いただけで、ぞっとするという人も多いと思う。このブログの評判もそういうのが多い。写真や絵が全然なく、やたらながいので、スマホで見た瞬間、黒い塊がブロックごとに飛んでくる。画像として読んでいると。ようするに、読む気がしないということなのだ。

一方で、最近短くなったことに対してクレームを出す読者もいる。もっと長く書いてください、寂しいですと。そういう稀有な人もいる。基本的に私は文章を書くのが好きなので、趣味と実益をかねて、そちらの人たちに向けてこれからも書こうと思う。めんどくさいひとには、塊で読んでもらうのがいいし、両方の満足を得るには、長く丁寧に綴っていくしかない。これで一応の三方良しである。

長い前振りだったが、今日のテーマは書く。私は現在東大阪ビジネススクールでスモールビジネスを始める方法について教鞭をとっている。月商で1万円〜100万円までの小商い専門の学校だ。起業の方法なんて星の数ほどあり、さまざまな本や学校があるので、それぞれ、自分に合った方法を選んでくれればいいが、私が教える方法は、やはり、まず書けなきゃ無理ですよというスタンスになる。

全6回の授業ではコミュニケーション、セールス、マーケティング、セールスなど、教えているが、まず最初に教えて、そして最後まで言ってるのはブログを書け、だ。ブログで自分の考えや、商品やサービスについて、書きまくる。ただただ、ひたすら書く。結果がでようがでまいが関係ない、ひたすら書けと言っている。

次回の募集は2期になるが、2期の募集要項にはあらたに、このスタイルは書けなきゃ無理です。書く気のない人は、他の方法を選んでくださいという文言をいれようかとさえ思っている。それほど、今の時代、web全盛、sns最盛期な今は、書けなきゃ絶対に無理だよというのが、わたしが基本として持っているスタンスなのだ。

あなたの思いや商品を、それを必要とする人に届けるには、伝える必要がある。一般的には話すか書くかしかその方法は存在しない。もし、あなたが将来起業をしようとするなら、今できることはブログを始めることだ。ブログを始めたら、自分の文章がいかに稚拙でおもしろくないかがわかる。

もちろん、逆もある。あなたの頭のなかでぐるぐる回っていたイメージが、世にでることで、世に衝撃を与えるかもしれないのだ。将来起業したいが、うちの会社は副業が禁止だという方にも朗報。あなたの好きなコトや伝えたいことをブログで書くのは何の違反にもならない。それなら、今から始められる。

ぜひとも書くことをはじめていただきたい、それはきっと、あなたの役にたってくる。起業なんかしなくても、書くことはあなたを成長させる。ぜひとも自分メディアを持って書き始めていただきたい。どうやって書くかって?もちろん、一語一語である。

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