好きなことで起業しようぜというセミナーのお客さんは、参加しているあなたに他ならないのだ。

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好きなことや趣味を仕事にし働くのは本当に楽しい。仕事が仕事でなくなる感じがする。日々の楽しい行動が仕事だったりするので、ほとんど遊んでいる感覚さえする。

そこに上手くのってくる人たちがいる。甘い言葉でこうささやく、

いつまで会社に雇われる人生を送るの?一生そうやって生きていくの?こっちの世界は楽しいよ、あなたにもできるから、こっちに飛びこんできて、いきなりは怖かったら、そういうセミナーがあるから、一度顔をだしたらどう?仲間もいっぱいいるよ、と。

まあ、わたしもそんな人間のひとりだが、われわれは決して、売り込んだりしない。こんな楽しい集まりにあなたもきたら、本当に楽しいからと、売り込まないように売ってくる。実際に、行けば楽しいし、価格に応じた情報もえられるから、詐欺でもなんでもない、極めてまっとうな商売だ、なんの問題もない。
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とはいえ、わたしたちは、しっかりお金をもらっている。慈善事業でもボランティアでもない、事業なのだ。われわれは、セミナーという商品を売っている、販売業者なのだ。では、なぜ、われわれは、それを売るのか。

よく売れるからだ、そして市場が大きいからだ。さらに言うと、その市場にいる人は、たくさんお金をもっているからだ。だから、そこに企業や業者が参入するのは明らかだろう。

もちろん、わたしは、そうは言うが、やはり好きなことを毎日してそれを生業にしていることが、おそろしく楽しいので、もしやりたいという人がいるなら強烈におすすめする。もちろん、他の商売とかわらず、めちゃくちゃ難しいので、しっかり考えてからやって欲しいが、決めたのなら、やるのは全然いいと思う。

そのためには、その方法を知っている先生から、習うのはとてもいいことだと思う。そして、しっかり話を聞いて、しっかり起業に生かせて欲しい。そして、その時にもうひとつ考えて欲しい。その先生は、あなたをどうやって、そのセミナーに参加させたか。

あなたは、告知なり、その先生のブログなりを見て、セミナー参加を決めたわけだ。5,000円という大金を払ってでも、参加したい何かがあったわけだ。あなたは何故、その商品を買うにいたったのか。それをじっくり考えて、あなたが起業したときに役立てて欲しい。

人は何かを売っている。どうやって売っているのだろう、なぜ、俺は買っちゃったのだろう。日々考えよう、それだけで1年後には圧倒的な差となっている。