何をしたいかわからなかったら、自分探しの旅にでるより、自分発信しまくればいい。私の仕事はすべてそこから始まった。

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「みさおさん、女の子とのコミュニケーションについて講義してください。もちろんお金は払います」

と、友達で婚活中のよこちゃんから連絡をもらった。
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「なんで俺なの?」
と聞いたら、
「みさおさんは元セールスだし、ずっとコミュニケーションについて書いているでしょ」
とよこちゃんは言った。確かに、4年前に会社を辞めた時、コミュニケーションについてのメルマガを始めた。メルマガはこちら↓

営業マン河村操コミュニケーションする

こういうのを読んで、この人ならとオファーをくださったのだ。そして、まもなく恋愛講座を始めた。
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まあ、この講座は、よこちゃんひとりのためだけにやったので、本格的なものではないが、その講義では3時間、恋愛について、男はどう振る舞うべきか、女というのはということだというのを話した。湯水のごとくでてくるとはこういうことを言うのだろうと思うほど、言葉があふれてきた。

もしかしたら、俺、恋愛について語れるかも、と思った。と、同時に、俺の周りは婚活男子と婚活女子が大量にいることに気づいた。そして、さっそく婚活についてのサイトをたちあげることにした。

今って、ビジネスを始めるにおいて、過去にないほど環境がととのっている。何かやりたいと思えば、とりあえず、ブログを立ち上げればいいのだ。そのブログで、自分がやりたいと思っている周辺の情報を発信する。そしてSNSで広げる。

すると反応がすぐに返ってくる。手応えがあるものに関しては、反応がいいし、駄目なものは反応がいまいちだったりする。

独自ドメインを年間1,000円前後で借りて、サーバーは月間500円位で借りれば、そこに10個くらいブログをおける。ほとんどお金がかからないと言っていいだろう。そこに記事を10個くらい書いて反応を見ればいい。ということで、私は立ち上げたのが、このサイト↓

婚活男子/婚活女子

これがすこぶる調子がいい。今まで10個以上のブログを立ち上げたが、初動から、こんなにも反応がいいのは始めてだ。記事数はまだ6個だが、そのうち3個が、すでに、一記事あたり1000アクセスを達成している。

これは、もしかしたら商売になるのではと、今後の展開を考え中なのだが、そんなことしてたら、さっそくオファーがあった。

友達で、NPO法人日本結婚教育カウンセラー協会代表理事の棚橋さんから「みさおちゃん、婚育始めたんだってオンラインセミナーやるからでてよ」と依頼があったのだ。立ちあげて、3日目のオファーだから、今までで最速だ。

なぜこういう依頼がくるのか。もうおわかりだと思うが、発信してきたからだ。発信することで、知り合いや、知り合いの知り合いや、ウェブ上の住人からオファーがある。発信しているとそういうことが起こるのだ。

もちろん、あなたがブログを始めて3日目でいきなりオファーがくることはない。このブログはもう立ちあげて4年になるが、このブログで色々書いてきたというベースがある。ご存知のように、このブログは私の個人ブログで、色々と書き散らかしている。

目標を絞る、ターゲットを絞るという面では全然だめだ。ところが、それで、河村操がどんなことをやって、どういう人間か、どんなことができるかというのが読んでいる人にはわかる。

オファーをくださる人は、そういうのを全部みている。簡単にはオファーをださない。わたしはこのブログに上半身ハダカの写真や被り物をしている写真ものせていたり、とんでもない記事を書いたりしている。

そういうのを読んで、オファーを辞めようと思った人もたくさんいると思う。もしかしたら、オファーをしてくれた人より多いかも知れない。なので、あなたが記事を書く時は、そのあたりを考慮していただきたいが、私は、好きな人と、好きな感じで仕事をしたいので、そのあたりは隠さない。

そんな感じも含めてあなたと仕事がしたいという人と仕事をする。

実はこれが最高に楽しい。大手企業から経営コンサルタントの仕事をもらうなら、裸の写真より、高そうなスーツに身を包んで、講義をしている写真ばかり載せたほうがいいだろうが、その状態で、仕事をもらったら、私は、つねに、スーツをきたできるコンサルタントを気取らないといけない。

それは、確実に肩がこる。絶対に途中でいやになるので、それは辞めようと選択したのだ。それで、オファーは減ったとしても、やりたいようにやろうと。

逆に、その感じがポップだと言って、仕事をくださった社長もいる。この理屈っぽさと、そのポップさのバランスが魅力だと言ってくださった。

世の中には色々な人がいる。オファーする側もオファーを受ける側も。それなら、自分らしくいたほうがいいのではというのが私の結論だ。

ブログはターゲットを絞って書くのがもちろんいいが、もし、それがわからず、自分が何をしたいかわからないのなら、とりあえず書いていけばいい。書き散らかせばいいと私は思う。

自分探しの旅にでるより確実に自分のことがわかると思う。ブログをとりあえず始めるってのは本当にいい。

ちなみに私がブログを始めたことで得た仕事は以下のとおりである、

「TOEICは670点だけど、英語を上達する方法は知っているよ。日本人だから、日本語で英語を学ぼうぜ」と言って、得た英語の仕事は

・スカイプ英語塾
・アジアのスポーツイベントの通訳件MC
・京都の老舗商店が販売する商品説明の英訳

「サーフィン全然うまくならなかったけど、ある時上手くなったよ。その方法は、こんなだよ」とブログに書いていたら

・会議室でおこなうサーフィン上達セミナー
・サーフィンの上達コンサルタント

「サーフィンを会議室で教えることから事業が始まったんだよ」とブログに書いてたら、その方法をおしえてとなり

・東大阪ビジネススクールというスモールビジネスの起業塾

「おれさあ、プレゼンとくいなんだ」とログに書いてたら

・コンセプトグラマーさんが主催する『京都朝げいこ』のプレゼン講師

「最近写真に力を注いでるんだぜ」と、写真をfacebookにのせていたら

・プロフィール写真の撮影依頼

「コミュニケーションってこうやるんだぜ」とメルマガを書いていたら、

・コミュニケーションについての講演依頼

などなど、それひとつひとつは小さくて細いものだが、ここにあげたものはすべて、ブログを書いていたことで始まったビジネスだ。いちおう、全て報酬が発生しているのでれっきとした仕事だ。

写真なんて、ちょっと前まで、クソがつくほどヘタだった。あまりにもひどいので、友達であり写真の先生がアドバイスをくれ、それを気に、一気にみられるような写真になった。

すると知り合いからオファーがあったのだ。プロからみたら、とんでもないってことなのだろうが、しかたがない、オファーがあったのだから。写真だけなら、上手い人はもっといる。その人が、私に頼んだのは、それ以外の要素がなにかあったのだろう。

そういうのもブログを書いていると、できあがってくる。この人は理屈っぽいから、理論的に、教えてくれるんだろうなとか、わかりやすい文章を書いているから、きっと講義もわかりやすいんだろうなとか。

逆に、この人、よく裸なるから、企業の講習によぶのは少し不安だな、いきなり裸になられたら大変だとか、もあるだろう。

そういうのも含めて、すべて受け入れる覚悟があるのなら、ブログでの発信は、それはもう大変有意義なものとなるだろう。

私は日々8000字を書いているが、めんどくさいとか、いやだとかは思ったことがない。この記事をよんで、役に立ったとか、受けたとか言ってくれる人がいるのなら、それほど幸せなことはないと思って書いている。

小さくリスクなくビジネスを始めるには、ブログはとても有力なスタートのひとつだ。やるやらないは、もちろんあなたの自由だが、やってみるのはおもしろいと思う。

さあ、みんなで、始めよう

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