売ることから逃げるな

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そんな簡単にモノなんて売れない。世の中のとても多くの人が、何かを売ろうとしているからだ。そして、その中に、あなたと競合する人がごまんといるのだ。簡単に売れるはずなどなかろうというのは少し考えればわかる。

そんなことは火を見るより明らかなのに、売れなかったらどうしよう、失敗したらどうしよう、嫌われたらどうしようと考え、売ろうとさえしない人がいる。NO WAYだ。

優秀なセールスマンは、セールスなんて売れないのが、断られるのがあたりまえだと思ってのぞんでいる。そもそも、売れる商品やすばらしいサービス、ベリービューティフルなモデルやタレントは、売り込まなくても勝手に売れる。売ってくださいと声がかかるのだ。セールスが必要な時点で、その商品は売れる可能性がそんなに高くないということだ。できる営業マンはそれを知っている。

だから、もちろん買ってもらう確率をあげるために思考を凝らし努力はするが、もともとそんなに確率が高くないのを知っている彼らは母数を伸ばす。10件中3件しか売れない商品を、セールストークを磨いて5にしようとするのではなく(もちろんそれも大事だが)母数を100件にして30件とろうとするのだ。

そう、片っ端から足で稼ぐのだ。もちろん、なんども書くがセールスの腕をあげる努力は怠ってはいけない。でも、断られるのがあたりまえで、断られるのが、あなたの人格まで否定しているのではないということを、是非知っていていただきたい。

もしあなたが売らなくても飛ぶように売れる商品やサービスもしくは美貌を持っているのなら、得る必要はないが、もしあなたがそれを持っていないなのなら、売ってみないと始まらないのだ。

大丈夫、みな断られまくっている。それは失敗では断じてないのだから。