このブログを書き始めて3年半が過ぎようとしている。
このブログは私しか書けないので、当然私独自の視線で社会を切り取り、分析研究してそれを世に放出する形でお届けしている。目指せきちりんを宣言し、社会派を目指している。
最近ブログのフォーマットを少しかえ、アプリをいれ、人気の記事一覧がサイドバーにでるようにした。この機能を導入したのは4日ほど前。当然、あたらしく書いた記事が読まれるので、必然新しい記事が上位にあがる。
そんな中、過去記事の中で圧倒的に支持されている記事がある。ここにこの時点であがってくるということは、検索されて読まれているということだ。その記事は、この写真の上から3番目
『Tシャツにうつる乳首がきになる男性に』なのだ。
かなしくなる。マーケター目線で社会現象をきったこともある。20年間セールス経験でえた、コミュニケーション力で、こんなコミュニケーションはおかしいと書いたこともある。フリーランスが半年先の収入を心配しなくてもよい、ビジネスモデルについても書いたことがある。
なのにである。なんで、Tシャツの乳首やねん。
検索されたワードは、胸筋、Tシャツ、乳首などの組み合わせが多い。これで検索している人間が、相当数いる。ランキングの４番目に『TOEIC670点』があがっている。TOEICも検索されることが多いワードで、記事が上位にあがってくるが、それより、ビジネスマンに必修になりつつあるTOEICより、Tシャツに乳首がうつる事のほうが気になる人が多いということだ。
もちろん、ブログは、自分本位であってはいけない。読み手を最大限に意識して、読んでくださる方が、読みたい記事の提供をこころがけないといけない。
わたしが、社会を切ることを誰も求めていない。おまえは、乳首がTシャツにうつらないようにするには、どうすればいいかだけ、考えろと言っているのだ。
『先日お客様は神様です』という記事を書いた。その観点から行くと、わたしは、やはり乳首の研究をする必要があるのだ。需要がないところで、がんばってどうすんの？といつも言っているので、そこは外すわけにはいかないだろう。
夏を目の前にして、乳首とTシャツの需要は最盛期になるだろう。これを機に、いっそブログタイトルも
Tシャツと乳首とわたしに変更したほうがよいかもしれない。間違ってないよね、俺。