とったらあかん

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有名人と会ったとします。

「なあなあ聞いて、この前さあ、新宿の高級居酒屋行ってたら横にきゃりーぱみゅぱみゅが来てさあ、ちょっと話してん」
とキャリーの大ファンであるみさおは興奮気味に話した。
「えー、まじ〜」
と友達3人が驚いてくれた。
「そういえば、俺も見たよトリンドル。原宿歩いてたらすれ違った。めっちゃかわいかった」
と隆。
すると陽子が
「今までどんな有名人と会った事ある?一番有名な人誰?」
とはじめた。
「有名人?わたしはなあ、、、」
とよしこ。

話し始めて1分も経たないあいだに私がきゃりーと話したエピソードはどこかに行った。これって絶対にやったらだめなんです。こういう感じってでも多いです。わたしも注意をしないとやってしまいます。人の話しが引き金になって、自分の中で眠っていた面白エピソードを思い出すって誰にでもある事なんです。それで興奮して人の話しが終わると同時に自分の話しをしてしまう。

この日のみさおくんは、きゃりーに会った話しをしたくてしたくてしかたなかったんです。それを一瞬で消し去るような行為はつつしんだほうがよいでしょう。きゃりーがどんな感じだったのか、テレビでみるのとおんなじなのかとか、いい感じのひとだったのかとか、一人だったのかとかを、あなたがパフュームのファンでも聞いてあげないといけません。

興味があるかどうかなんて関係ないのです。話しをとられたカタチになったみさおくんはたいそう落ち込んだ事でしょう。人の話を聞いたらそれをどれくらい掘り下げるかはつねに考え真摯に聞いたほうがよいのではないでしょうか。