雑誌の取材を受けた時に私がやっていること

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ひとりの特集記事でないかぎり、例えばコーナー企画のひとりとして取材の依頼があったとき、その時点である程度こんな感じの構成で、この人をこんな感じで取り上げて、この人にはこれくらいのスペースを割いてというイメージを持って記者の方は取材をおこなう。

事前に、取材はしますが掲載されるかどうかわからなというケースもあります。当たり前ですが、記者さんやディレクターさんは、面白い記事を載せたいと思っています。その企画がよいものにしたいと思って取材をするわけです。それを充分意識しておかないといけないんですね、取材を受ける側は。

どういうことなのか。そうです、取材のできによって掲載されるかどうか決まり、どの程度の扱いになるか決まってくるのです。もちろん、さいしょから決まっている場合もありますが、そうでないケースは多いです。

私が以前取材を受けた時もそうでした。最初はテキストだけの掲載になると言うことだったのですが、話を聞くととても面白い。それを上司にいったら、面白いからもっととなり、追加で取材を受け、写真も入れるから送ってくれという風になったのです。

テキストだけの予定が写真も追加するとなったのは、あきらかにコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルが影響しています。相手の企画を理解し、それに対して、自分の魅力を最大限伝える。前者がコミュニケーションのスキルで後者がプレゼンテーションのスキルです。

取材の時間は短いです。電話だけのケースも多いです。そのなかで、いかにつかみ、そして相手が求めるネタを魅力的に伝えるか。勝負は一瞬で決まります。波もいつくるかわかりません。突然やってくるいい波にのれるようにコミュンケーションスキルとプレゼンテーションスキルを磨いておくのは必修だと言えるでしょう。