おつりとレシート

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レシートの上におつり。

ほとんどがこう、ちゃうやろ。マツコデラックスも言ってた。財布を左手に持って右手でお金を払う。おつりは右手でもらう。お札はほとんどのコンビニ、ドラッグ、スーパーなどの小売店で先に返してくれる「さきに、大きいほうお返しします」そこまでは、問題ない。

お札を右手でもらって、財布にしまえば良い。問題はその後。ほとんどの小売店がレシートのうえに小銭をおくような感じで、おつりとレシートをまとめて返してくれる。これが、メンドクサイ。レシートを小銭入れのほうに入れる人はまずいない。ほとんどの人が札のほうに入れる。

それなら、札とレシートの組み合わせのほうが相性がまだいい。左手に財布を持ったまま右手に乗せられた重たい小銭がのったレシートを左手で引き抜かないといけない。小銭が手のひらからこぼれないように引き抜くには、テーブルクロスを一気に引き抜く芸張りの難しさがある。

札を返して、小銭を返して、レシート必要ですかって聞いて、必要な人には渡す。必要じゃない人にも渡さないといけないなら渡しても、レシートだけ単体でもらったら、すぐに手元にあるレシート用のゴミ箱に捨てる事が出来る。

レシートがひらひら飛んで行かないように重しの意味で小銭を乗せるのだと思うのだが、飛んで行く可能性を残してもレシートが上のほうがよい。それを徹底した小売りチェーン店が出てきたからといって、それが集客に繋がるとはとても思えないが、そういう気配りを当店ではしていますよというのをキャッチにすれば面白いかも知れない。

<当店では小銭を重し代わりには決してしません>とか
<当店ではレシートは必ず小銭の上に被せます>とか

にすれば、そこまで気を配れるんだ。そういう店なら何か気持ちよく買物が出来そうって感じになるかも知れない。こういう配慮が出来ればコミュニケーションも上手く行く。お釣りを受け取ったときの状況をイメージ出来ればレシートの上に小銭をおく事はないような気がするのだが。