わかるとできる

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このタイトル<理解できたら、それを行うことができる>という意味ではありません。わかると言うことと出来ると言うことはちがうという意味で書きました。わたしは理解しないと何もやらないタイプなんです。だから何かをやるまえにまず納得して理解しようとします。で、充分納得したら出来た気になるんです。わかったからできると。

実はそれってそんな風に連動してないんですね。解ってるのに出来ない事って本当に多い。例えば誰かから朝早く起きるのはいいよ静かだし邪魔するものはないし色々出来るよって聞いたとします。いちおう色々調べてみます。早起きは3文の得って言葉もあるしよさそうだ。うん、理解した。絶対にいい、って思ったとします。よしやろうと思ったとします。

でも実際に次の日から起きれるかというとなかなか難しい。次の日は出来たとしても5日後まで続いているかというとそんな事はない。全然出来ない。いいと解っているのにできない。そういう事って多いんです。こうやって書かれると、そんなん当たり前やんわかりきったことやんって思うんですけど実際の場面に出くわすとやっちゃってる。

理解できたのだからもう自分は出来ると思っちゃってる。だからすぐやらない試さない。なぜなら自分は出来ると思ってるから、今やってみなくてもそのときがきたらやればいいじゃんって思ってしまう。アウトサイドインになったらスライスがでるというのを聞いた。そうか俺はそうやってたからスライスが出たのかインサイドから降ろしたらいいんだなと納得する。試しに少し意識してインサイドから降ろしてみる。おお、見事にスライスが出ない。よしわかったぞ出来た、とそれから練習しない。

そして本番俺は解ってるから出来るぞもうスライスは打たない。でも結果は見事にスライスの連発。おかしいなと首をひねる。首をひねりたいのはこっちのほうだ。解っただけで出来るとおもてたんかと。防災訓練をするのも同じ。地震が来たら火をとめてテーブルの下にもぐるって知っている。そうしたほうが安全だと理解できている。だから大丈夫出来る。と思ってしまうがとんでもない。激しく揺れ出すと固まって動けない。だから出来るようになるまでやるしかない。

こんなことお前に言われなくてもわざわざ書かれなくても解ってると思われるかも知れません。でもみなさん、それって解ってるだけかもですよ^^