平野歩夢選手にみる夢のかなえかた

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思考は現実化するという考えはとても好きで大いに賛同する反面懐疑的でもあります。夢をイメージし考えているだけでは到達できません。卒業日誌に書いたからといって叶うものでもないと思っています。私の知り合いは何月何日にチェッカーズのなおゆきと結婚するとかなり具体的に書いていましたが残念ながら結婚にいたりませんでした。

今回銀メダルをとった歩夢選手もオリンピックに出ると書いていました。夢は叶いました。でもそれほど具体的ではないですよね。具体的という意味では前述の彼女のほうが具体的です。おそらく何千万にの人がオリンピックにでたいとかプロ野球選手になるって書いてきたと思うんです卒業日誌に。

その中からなった人をピックしてきて、ほらねってのは違うとおもっています。

一方で書くことや夢を持つことはとても大切だと思っています。絶対に必要とさえ思います。書かないと思わないと絶対に叶えられませんよね。私は明日大阪に行きますが、明日大阪に行くという目標を頭に浮かべなければ大阪に行くことはないですよね。気がついたらハワイにいたってことにはならないのです。

そういう意味においてオリンピックに行くと書いたりプロ野球選手になるって書くのは絶対に必要だと思うんです。そうなりたいのなら書くとか思うとかしないと絶対になりません。かと言って書いたからなれるってものでもないのです。

では書いたことを達成するにはどうすればいいか。できるだけ達成するにはどうすればいいかですが、それは目標に向かって踏み出すということです。一歩を踏み出しそれを積み重ねていくしかないのです。

歩夢選手のインタビューを聞いていると強くそれを感じます。目標を立てたらあとはそれに向かって一歩一歩あるいていく。いま気づいたのですが両親は素晴らしい名前をつけられましたね。歩いて夢に向っていく。

見ていると夢だけ立てて紙に書いて貼ったはいいものの、一歩を踏み出していない人が多いですね。踏み出したけど、それを重ねて行っていないとなると更に多くなります。夢を立てるのは簡単です。書けばいい、たてればいい。ところがその簡単な部分を啓発しているほうが多いですね。それより一歩を積み重ねるほうが難しいのに、あまりない。

ほとんどの人がやらないこの一歩の積み重ね。これをやって続けるだけでかなりアドバンテージになりますね。実際はこれをやり続けたからと言って、夢に届く可能性はそんなに高くないですが、続けることによってかなり高みにいけるのは間違いないです。

エベレストの山頂を目指して歩いてきたが寸前のところで届かず7000メートル付近でやむを得ずあきらめたとします。でも富士山なんかははるかに超えているんですね。目標を目指すって実はこういうメリットもあります。

すべてが無駄になるなんてことはないんです。

目標をたてて一歩を踏み出す、そしてそれを積み重ねていく。この行為には想像以上のメリットがあるように思えます。