気になる競合の動き

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商売をしていると必ず競合が出てくる。彼らの動きをある程度知る必要があるし、気になる。それが一般的な考えだ。マーケティング的に言っても競合をしっかり調査せよというのもあるから大切だと思う。

ところが気にしても仕方ないという部分もある。競合を気にしようと、競合は競合であなたとは違うのである。だから気にせず我が道を行こうという考え方を私はとっているし、クライアントにもそう言っている。

いくらニッチを探そうとブルーオーシャンを探そうと、もはや、まったく新しい商売で唯一無二ってのはなかなかない。ないと思ったほうがいい。必ず競合があるのだ。どんな商売をしたってかぶる。

私が今現在行なっている起業支援の仕事なんて石を投げたらそれに当たるというほどたくさんいる。コーチングやカウンセリングなんかもそうだろう。カラーアドバイザーとかも多い。もはや競合を気にしたって仕方がない域にきている。

もうそうなったら、自分を磨き、コンテンツを磨いてそれを伝えていくしか方法はなくなる。開き直る必要もないが自分を徹底的に鍛えるしかないのだ。競合を気にしている暇があるならコンテンツにプログラムに磨きをかける、それを伝えるマーケティングの力をつける、セールスの力をつける。

そして愚直にブログなどを書き、自分はこういう人間で、こういう考えを持っている。私はこういう思いを持って起業支援をしているコーチをしているというのをただただひたすら書きまくる、いいまくるのだ。

そうすることで貴方の個性がでてくる、あなたがどういう人がわかるのだ。その個性に人は反応する。同じようなプログラムやコンテンツなら、貴方のことを好きだとか、なんとなくあうという理由で貴方を選ぶのだ。

もちろん逆もある。なんとなく嫌だから選ばないという人は出てくる。それはそれ、人の好みなんて千差万別。選ぶ人は選ぶし選ばない人は選ばない。

安心して欲しい、あなたの人柄や思考および思想は、見事なまでに文章に出る。安心して思いのままを綴れば、読んでくださる人はあなたのことをしっかり見据え、選んでくれたり避けてくれたりする。

あなたは、どういう想いでそれに取り組んでいるか、ただただ書きづづればいい。選んでくれる人は選んでくれる。競合を調べている時間があるなら、自分を磨き、コンテンツを磨いていただきたい。それを出せば、あなたは、あなたがこの人に伝えたいと思っている人から選ばれるのだ。