自分メディア

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友達との待ち合わせ。集合時間までまだ間があったので、本屋さんに入った。新刊のコーナーにフェイスを6つほどとって(業界用語。小売店で商品が1列なら1フェイスという。なのでこの場合6列)どうでしょ、すごいでしょとアピールしている本があった。

その本のタイトルがこの記事のタイトルで「自分メディア」はこう作る!ちきりん著(リンク先はアマゾンの販売ページです。ここをクリックすると、私に報酬が入ります。河村操に1円も稼がせたくない方は直接アマゾン、もしくは他の店舗でご購入ください)だったのです。

ちきりんさんと言う凄いブロガーさんがいるということは知っていました。回りの友達にもファンが多く、ブログを楽しみにしているとも言っていました。だけど、みさおさんは読んでないでしょうねと言われ、うん、読んでいないと言ったら、やっぱり、そうでしょうねと言われました。ぽくないとの事でした。

タイトルにやられましたね。ブログで配信しまくって3年。サーフィンのブログも含めると10年近くなっていて、これからどう展開して行けばいいのか迷っていましたから。ブログという自分のメディアをどう育てるかで過渡期にあったのだと思います。

私はこれ以外にもたくさんブログを書いています。その話をすると、アフェリエイトやらないのとか、広告はのせないのとか言われます。それだけ書いているのにもったいないよと言われる。わたしは意味もなく、何となく嫌だなと思ってやっていませんでした。なんでしょう、深い意味はなく何となく嫌だなと。

もしかしたらそのあたりについても書いているかなと言う思いもあり手にとったと言うわけです。

そして今日、アマゾンアソシエイトのアフェリエイトプログラムをやり始めたのです。実はアマゾンのアフェリエイトだけは、やるぞと、このブログでも過去に宣言しています。宣言はしたものの、全然実施していなかったのですが、このたび、ちきりんさんのブログを読んでやろうと決めたんです。

何故やろうと思ったかについてはちきりん著「自分のメディア」はこう作る!に書いてありますので、お読み頂ければと思います。この本を読んで、じゃあ、俺はやるぞという人と、私はやらないわという人にわかれると思います。本って読み手によって全然変わってくるだろうなとあらためて思えた瞬間です。ちきりんさんは、やるなって言ってるじゃんと取る人と、やれって言ってんじゃんって取る人がいると思います。この部分はわたしが触れたかった本題ではないので、今回は触れません。

いい本でした。読んでいて楽しかった。そして大いに共感できる部分があり、わたしが漠然と言ってたことやってたことを見事に言語化してくださってました。ちきりんさんが、なぜブログをやっているかと言うことに言及していたのがこの、この本で一番おっしゃりたかった事だと思うのですが、彼女は、自分の思っていることや考えてることを、それを必要とする人、それが好きな人に向けて広く伝えたかった。そのためにはブログという形式が一番いいと、そうおっしゃっています。

あくまでもオープンであるというのが、とても大切なんだと。直接的には書いていないですが、囲うことはよくないよとおっしゃっているようでした。

そうなんです。どっかの偉いさんがもう結構前に言ったロングテールという理屈です。徹底的に専門的にあまりあちこちいかず書いて、それをフルオープンにして広く募る。そういうメディアだと。ブログはそれを展開するには最高のメディアだと。

わたしも東大阪ビジネススクールで教える時は、ブログを母艦にと言っています。そしてわたしのサーフィンブログの例をあげて絞って狭く深く行けと言っています。ちなみにわたしのサーフィンブログは、上達が止まっている中級者限定でしかも前足に乗りすぎて上達していない人としていますので、かなり限定されています。

それでもピーク時には月間10万PVを超えましたから、おそらく世に出ている全ブログの中でも上位数%でよく見られているブログになっています。

今回はここまでにします。あれもこれも書きたいのですが、1記事1テーマでないと主張がぶれるので、やめておきます。ちきりんさんもそうおっしゃっていますし、わたしも学校で言ってきました。ちきりんさんがおっしゃっていることで大いに共感できる場所がまだまだあり、俺もやるなあと思いながら読んでいました。

まだまだ取り上げたい部分もあるので、しかもアマゾンアソシエイトプログラムも始めたことですし、また取り上げたいと思います。待ってられない、すぐ読みたいと人は買って読んでください。

ブログを整理整頓し力をいれようとなったのは、この本のおかげです、ちきりんさんありがとう。