聞いているときに起こっていること

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■おとってぶつぶつきれてながれているわけではけっしてなくれんぞくしてながれているなかからしっているおとをたんごやふれーずごとにのうがきりとってにんしきしてるのですよね。

■thisismyfirsttimeuseenglishlikethissituationimeanonbusinessiamveryhappytobehere.

■l’heuredubilanapprochepourlapremièrecampagneprésidentielle

■ぶーんはぐーんほだーんたひゅーんぼぼぼぼぼぼぼ

人の話しっておそらくこういう感じで流れています。耳から入ってくるのは音です。その音を意味のあるものとして認識する何かがあなたの脳にあるので相手が何かを言ってると言うことが解るわけです。

耳から入ってくるのは連続した音なんです。ややもすると自分はこのように聞いてると思ってしまいます。

<耳から 入ってくるのは 連続した 音 なんです。>こんな感じで単語と単語のあいだにスペースをあけて話すのは戦場カメラマンの渡辺さんくらいです。普通は<みみからはいってくるのはれんぞくしたおとなんです>というように話しています。ぶつぶつ切れて聞こえるのは、脳が意味のある語毎に切っているからなんです。

前述の4つは上から日本語、英語、フランス語、バイクの音です。我々が日本語を読めて、すこし英語に対して認識していると仮定します(義務教育で習っているので)。フランス語には面識がないとします。バイクはしょっちゅう走っているので日々聞いてるとします。

日本語はひらがなばかりで読みづらいけど単語や助詞をしっているので意味毎に区切れますよね。英語も知ってる単語は何となく区切れますよね。フランス語はどうですか。一部は違いますがほぼアルファベットなので文字に関しては知っているわけです。でも単語を知らないのでどこで区切ったらいいかまったくわかりません。フランス人やフランス語を知っている人ならあるていど単語で区切れます。

■音って、ぶつぶつ切れて流れている訳では決してなく、連続して流れている中から知っている音を単語やフレーズ毎に脳が切り取って認識しているのです。

■This is my first time use English like this situation  I mean on business I am very happy to be here.

■L’heure du bilan approche pour la premièrecampagne présidentielle.

■ぶーん は ぐーん ほ だーん た ひゅーん ぼぼぼぼぼぼぼ。(バイクが1速から走りだし2速、3速とシフトアップし赤信号につかまりアイドリングしている図です。)

日々色々な音が流れています。あなたの耳から入ってきます。音は連続して流れている場合が多いんです。その音の中からあなたの脳の中に認識する装置があり、あなたにとって意味のあるものだけが意識にあがってきたりするんです。愛犬ケリーの鳴き声。あなたにとっては愛しくてたまらない意味のある言葉ですが、隣人にとってはうるさい犬の鳴き声かも知れません。

愛するパートナーの言葉も、あるときは強烈に入ってくるけど、「部屋の電気消しや」という言葉は入ってこないでしょう。

英語を学んでいる人が英語を聞けるようになるには、まず、英語で使われている全ての音を認識できるようになる必要があります。あとはそれが無限に組み合わされて発せられるものを、単語の単位で拾っていきます。

できるだけ多くの組み合わせを知り、その意味を認識しておくことで英語をより多く簡単にきけるようになると言うことです。

どくじちょうさによるじょうほうにんしきりょく(独自調査による情報認識力)

と小学1年生に言っても音としては認識しているが意味はまったく解らないのとおなじです。英語で使われる音って何音あるんでしょう。ちょっと調べてないので解りませんがそんなに多くないと思います。

音として聞けるようになり、あとは認識する語彙やフレーズを増やしていく。そしてその並び順のルールを覚えていれば、英語を言語として聞けるということになるのではと私は思っています。

英語の音に慣れる意味で英語を聞きまくると言うのはそういう意味でありですね。