これからの日本代表について考える

シェアする

サッカーが大の苦手。基本的に相手選手が同じコートにいるスポーツが苦手である。バスケットボール、ラグビー、アメフトなど、相手が目の前にくると体がかたまり心がさわぐ。だからサッカーなんか全然だめ。相手がこちらに入ってこないテニスやバレーボールや卓球などはまだ比較的落ち着いてできる。

そんなことを微塵も気にすることなく繰り広げられるワールドカップ。203カ国中32カ国に入った日本代表についてお前が語るなという声も聞こえてきているのはわかるが、代表が大好きでザックが大好きで4年間見てきたファンが自分のブログで語るくらい問題ないでしょうという温かい目で見守っていただければさいわいです。これから日本がどう作って行くか素人が考えたのでお暇ならお付き合い願いたい。

日本のポゼッションサッカーが通用しなかったばかりでなく、スペインが玉砕された今、もはやキープしてパスをするサッカーは通用しないのではという意見も結構ある。サッカーは次のステージに進化しているのだと。もしかしたらそうかも知れない。でも日本はやはり、このポゼッションサッカーで行かないといけない、いや行かざるをえないというのが私の考えだ。

ポゼッションサッカーでボールをキープする。とられたらすぐに守備というのがザックがずっとやってきたサッカー。それがまったく通用しなかったから辞めるというのは違う。ポゼッションしないのならどうするの?カウンター、ドリブル?そうなんです、身体能力と個人技を活かしたサッカーをしないといけないことになる。そうなると圧倒的に日本は分が悪い。そう残念ながら身体能力が違うのである。

アフリカ勢が特にすごい。でっかいケツが日本人選手の胸あたりにある人間と戦わなければいけない。本田がドログバに跳ね飛ばされたシーンは強烈で今でも目に焼き付いている。それは無理だ。だとすれば、日本の俊敏性を活かすという方法だ。そうなってくるとやはりポゼッションで皆で細かくパスをつないで上がっていくしかないのである。

はなれてボールを回すのには実はものすごい高い技術がいる。正確なパスを蹴る技術とキック力。あまり誰も言っていないが日本人のキック力は弱すぎる。香川がペナルティエリアの外から打ってもキーパーにやっと届いた、パスを出したようなキックだ。他の国の人のキックと比べて欲しい。スピードと力が全然違う。

ナイジェリアの選手がセンターラインから10メートルくらいからショート打ってたが強烈なのがキーパーに行った。パンチで逃れるしか無理だったほど強烈だ。あれは日本人には無理だ。まあ蹴り方と体の使い方の問題もあるだろうが、身体的なのが大きいだろう。

そうかんがえるとやはり日本のサッカーはこのスタイルをつらぬくしかない。そして強烈な点取り屋があらわれるのを待つ。岡崎は自分が力不足だったと反省している。本田はもしかしたら間違ってたかもしれないから自分たちのサッカーを見直すと言っている。おそらく見なおした結果まちがっていなかったという結論になると思う。

もっているコマで勝負するというのはいつの時代においてもどのシーンにおいても必要なこと。日本人の特性を活かして日本のサッカーをこれからも続けていって欲しい。パスサッカーの終焉ポゼッションサッカーは終わったという声に負けず、いやいや違うよやっぱりポゼッションだよ我々はこの方法で世界をとるよと貫いて欲しい。ザックがきて、このスタイルが始まったとすればまだまだこれから。徹底してこのスタイルを貫いて欲しい。

昨日の試合をみたサッカー少年が絶対に俺が決めると今日もボールを蹴っていると思う。だから代表はこのスタイルを続けて彼らを待つべきである。これが素人で大ファンの河村操の見解である。あっているかどうかなんて知らない。所詮意見なんて主観なのだから。

最後にもう1点。おそらく本人たちはひとことも言っていないと思うサムライジャパン。サムライ魂はあまり感じられないチームからは。同じ日本を象徴する言葉に忍者がある。ニンジャジャパンってどうだろうか。

あれ?カガワが消えた。と思ったらこんなところに、岡崎は、あれもうあそこに。忍術か?

みたいな俊敏で忍術のようなサッカーを日本のスタイルにすることは絶対にできるヤヤトゥーレの足の間をボールが抜けるのではなく岡崎が抜ける。こんなスタイルのほうが絶対にいい。思い切って変えよう

忍者ジャパン