勝負

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起業に関して少し。企業の生存率って驚くほど低い。色々データーが出ているので詳細はそちらに譲るが、10年で10%は確実にきると言われている。100社中10社しか生き残れない。

それほど厳しい世界だ。私は覚悟を決めてそこに飛び込んだのだが、甘い世界ではないというのを覚悟して入っている。にも関わらず、おそらくこの数字は知っているにもかかわらず、お手伝いしている起業家さんたちの認識が甘い。

認識が甘いというより受け入れてないといったほうが良いだろう。わかってない。ものすごく厳しい世界にいるんだよというと、もちろん、そんなに簡単でないということは重々心得ていますという。じゃあなんで?って思うこと。

それは負けへの恐れ。これがあるのか、そもそも意識していないのか。負けたくない人が多すぎる。負ければ終わりだと思っているのか、一度も負けずに成功していこうとおもっているのか。なんしか負けたくないと思っている。思っていなくても、そういう行動になっている。

ちょっと待って。恐ろしく厳しい世界なんだよ。絶対に負けることもあるよね、1回どころか10回も20回も。負けるたびに改善して立ち上がらないといけないんだよ。例えばあなたが何かのセミナーを開催しようとする。最初からどこかに呼ばれることはないだろうから自主開催になる。

人なんて集まらないと思っておいたほうがいい。3000円のセミナーにしたって1人もこないことだってある。募集していきなり20名、満員御礼になって、ってなるなら、全員が成功している。そんなことありえない。

いやわかってますよと言うけどわかってない。やったけど1人も集まらなかったらどうしようと失敗を恐れて始められない。大丈夫です、集まりませんから。集まるわけないんです。でもねそこから次に行くんです。何故集まらないのか、タイミングなのか、セールスレターなのか。母数が少なすぎたのか、全部なのか。やらなければわからない。

こんな難しい勝負に0敗でなんてありえない、まー君じゃないんだから。それを失敗とよぶかどうかなんて今はどうでもよい。失敗と呼ばないならそれでいい。いきなり5連勝なんてロッテでもない限りない。

とりあえずやればいい。リスクは貸し会議室のキャンセル料くらい。カフェでランチ会やるならリスクなんてゼロ。やったけど0でしたとブログに書けばいい。さあ、次どうするかだ。

1回も転ばずに自転車に乗れるようになった人っているのだろうか。転びまくればいいのだ。