合う合わない

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あうあわないってのがある。相性が良いとかのレベルではない。この人とはとことん一緒にいたいと言ったそんな感覚を得る時がある。その感覚はめったに得ることはないが、それを得た時の喜びは筆舌に値する。

そんな体験をするには条件がある。まず自分の考えを徹底的に全て出すことだ。丁寧にもれなく、だふりなく真摯に出す。ただただひたすら出していく。そうすることで、相手に、もしくは周りに、あなたの人となりを伝えることになる。

もちろん、その時と場所は選ばないといけないし、自分の価値観を相手に押し付けるなどの強要はしてはいけない。ただただ、あなたが何を思い、どう生きているのか、そういう機会があるなら是非語っていただきたい。その先にもしかしたら、究極の出会いがあるかも知れないし、そうでなければ、絶対にそれに出会うことはない。

軽く挨拶を交わす程度や世間話をするだけではそういう関係にならないのを見てもわかるだろう。深く語り合えば合うほど、その可能性はあがる。もちろん、同時に、絶対に合わないなと思わせる確率もあげることになる。うわべだけでは解らなかったあなたの思想が露呈するからだ。

それでも私は出すべきだと思う。きっとすばらしい出会いが待っているだろうから。