浅い軽い

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ついさっきそこで仕入れてきた話しや、ちょっと雑誌で読んでヘーと思い持ってきた話しは、浅いし軽い。

自分の中でよほど熟成した話しかしないし書かない。一度見た話テレビで聞いた話、友達からのはなし本で読んだ話。そういうのがどんどんどんどん蓄積されていく。潜在意識に蓄積されていく。おそらくされている。

それが何かの触媒によって浮かび上がってくる。入れたはなしがそれほど熟成されていないうちに、触媒によって引き出されてきた。それはまだ使えない。漬かりが浅い浅漬けだ。また、もとにもどす。

本屋によって立ち読みしていた本のなかのある語が触媒になりまた、潜在意識からとびだしてくる。お、今度はだいぶ熟成されている。顕在意識から潜在意識にいれたときは、確かこんなはなしではなかった。だいぶ熟成され形が変わっている。これは使えそうだ使おう、となる。

そういう話しか書いたらだめ、話したらだめだと最近思ってきた。何かを誰かに発信しようとするときのことですよ。普通に普段はなすときは話したいこと話したらいいとおもうのですが、こうやってブログに書いたり何か、コンテンツとして発信するときの話ですよ。

そう簡単にしてはだめだと思うんです。このブログに10個くらい記事を書いていますが全部そのレベルの事です。へたしたら10年以上も熟成しているものもあります。ときどき顕在意識にあげてきては、見直して形を整えて元に戻します。

ちょっと借りてきた考えをうかつにだすと怪我をします。つっこまれすぐにメッキがはがれるんです。

そろそろ残りのネタもつきてきた感じです。ブログのペースも落ちるかも知れません。こっからさきは自分でも何が出てくるかわかりません。インプットは大量にしているし熟成されているのもあります。ですが何が漬かっているのかもう忘れました。また何かのきっかけでそれが出てきて、なおかつそれが充分に漬かってるものだったら、しっかり糠を落として皆さまの前にお出ししたいとおもいます。

それまで、しばし、ごきげんよう。