論理的

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議論出来ない相手ともめそうになった。これ以上いっては駄目との判断から引いた。以前のわたしなら絶対に詰め寄った。おかしいんじゃないですかと、徹底的に論理的にいった。でもやめた。過去の経験から論理で勝ってもあまり意味がない気がしてたから。

商売でもそう。商談で論理的に完璧に作っていってプレゼンが成立し受注にいたった。商売は上手くいった。ほんとうにそうだろうか。バイヤーはなんか説得された感が残らないだろうか。もちろんそれで大正解なのだが、わたしごときの論理思考でとってしまったというのが残るのではないだろうか。それは常に考えていた。

最後はおねがいした。論理をとちゅうでおわらせお願いすることも何度かあった。当然それは相手にもよる。ビジネスライクな相手にはそんな気遣いは無用。そうでないお得意さんもある。そんなときはお願いする。

しかたないなあお前がそんだけ頼むんやったらかったるわ。

という感じが残ってた方がなんかそのごの販売もスムースな気がする。若いころの商売は一切頼まなかった。お得意さんとこっちは対等、論理的に破たんしてなければ問題ない。そんなかんじだった。

「あんたが言うから買うんやで」というコマーシャルが昔あったが。ほんとうにそうだとおもう。

何をではなく、誰が、なのである。