もしあなたがその道について相当詳しいとしてもそれより詳しいと思える人が来たら一旦は受け止めたほうが良い。先日あるグループにその道の達人が来た。我々はその道に関して日々研究し日夜鍛錬している。なので、その道に気軽に絡んでいる人たちに比べれば天と地ほどの差を持ってその道を究めている。そういう自負もあり、実際そうだ。
それが邪魔をする。明らかに我々より遥か高いレベルでその道を究めている達人がきて話しをする。間違いなく、目から鱗でなるほどそうですねと言うところなのだが、プライドが邪魔をする。相当数それに関わっている仲間が自分がどれだけやってきたかを鼓舞したくてしかたないようす。
達人の言葉に耳を貸すも、俺もできると言い始める。そこは、だまって聞かないと次のレベルにはいけない。俺も出来ると思った時点で、達人が語る本質を見落とす事になる。実はこういうケース非常に多い。いかんせん、それに注力し長い時間取り組んできたので俺はここまで知っているとやってしまう。
それは絶対に駄目。やる時期というのがある。まずは、100%その達人の考えを真摯に聞き取り入れる。それからだ、色々やるのは。こんな機械滅多にないのだからもったいない。