TOEICの点数が670点である。TOEICのスコアーを聞かれて答えるとき、謙遜も自慢もいらない。点数を淡々と答えればいい。と私は思う。
この670点。英語を勉強していて英語をあまり得意としていない方にとっては、おおとなるスコアーだ。ところが800点や900点を超えている御仁からすると全然大したことがない。だからそこに謙遜も自慢もいらないというのが私の持論。聞かれたことに対して普通に答えればいい。
点数を言った時に「すごいですね」と言われれば「ありがとうございます」と答え「ふーん、まだまだだね」と言われれば「そうなんですよね、がんばります」と答えればいい。
ところがこれが上司やクライアントさんだとそういうわけにはいかない。最初から謙遜しまくる。
「河村くん英語得意らしいなあ、toeicとか持ってんの?」
と言われたら
「いやいやすいません、全然得意じゃないんです670点なんですよ」
と何に対して謝っているかわからないていで、あたふたする。あたふたしながら、顔色を伺う。そして、この人はこの670点というスコアーを高いと思っているのか大したことないと思っているのか判断する。もしたいしたことないと思っているとしたら
「そうなんす、英語得意とかみんな言うから、いったいどんなスコアーやねんと思ってたら全然ですわ。みな平気で800、900超えてきますからね、得意と言っている人は」
という。
もし、なかなかやるやんけと思われていると判断したら
「まぐれです。なんかねえ、最後時間が足らなくて鉛筆転がしてマークしたのがたまたまたくさん当たったみたいで、実力ないのに恥ずかしいです」
とやる
TOEICのスコアーはスコアーでしかない。だから普通に答えればいいのだが、とかく世間は厳しくときになかなか受け入れられない。なんだよ偉そうにとなってしまう場合が多い。そこに上司やお得意様がいるなら、わけわからなくらい取り乱し道化を装うのが一番となってしまう。とかくこの世は生きづらい。