もし、あなたが、すきなことや趣味で起業を始めたのだが、全然上手くいっていないとしたなら、焦点がぼけまくっている、ぶれまくっている可能性がありますね。
わたしは現在、趣味起業コンサルタントとして、ソーシャルメディアコンサルタントとして仕事をしている関係で、周りにはビジネスが上手くいっていない人がたくさんいます。そういう人たちからアドバイスを求められて、まず最初にいうことは、
しぼれ
です。
売るものも、それを世に訴えていく方法や戦略もです。選択と集中ですね。大好きなスペインのことわざ『神は言った、選べ、そして全力を尽くせ』です。
上手く行ってない人は、あっちフラフラ、こっちフラフラしている。西にすごい集客を教えてくれる人がいれば行き、東に全戦全勝のマーケティングがあると知れば行く。これは戦略について迷いがあるケースですね。
もうひとつは、売るべきものです。何を売っていいかわからない。自分が売ろうとしているものが、売れない。ちょっと周りを見てみると、私にもできそうなものを売っている人がいる。私もやってみようと、どんどんメニューを増やして、結局何をやっている人かどうかわからない。
こういうパターンが多いですね。でも、気持ちはすごくわかる。ビジネスって、そう簡単に結果がでないのです。師匠や先輩やコンサルタントに、これをやりなさいって言われてやってはいるものの、なかなか結果がでないから、また手法をかえる。この気持ちは痛いほどわかります。不安ですからね。
でも、少し考えるとわかるのですが、起業して10年後に残っているのって10％前後なのです。そんなに簡単なものではないのです。石の上にも三年という言葉があります。しばらくはやらないと結果なんてでません。
おいおい、おまえ、そんなん言ってるけど、めちゃくちゃ色々やっているやんって声が聞こえてきそうですが、私の現在は拡大路線ですからね。一番最初はサーフィンを会議室で教えるって事ばっかり、7年位やりましたから。
しかも思いきり絞っています。上達していない中級者限定で、しかも、前足に乗りすぎて上達しない人としてる。普通はこれだけ絞ったら、顧客になりうる人の数が少なくなるので、もっと拡大したくなるのだけれど、それだと、ぼけてしまう。
これだと、対象の数は減るが、これにはまるひとは、ピンポイントで、私のことだとわかるのだ。そうやって、絞ったから、わたしは、それで飯が食えるようになった。現在は、そのビジネスモデルを横に展開して、
ゴルフ、英語、マーケティング、セールスとやっているが、それは無駄に広げているわけではなく、絞ったのを増やしている感じだ。
サーフィンは河村操がやり、ゴルフは河村操Aが、英語はBが、マーケティングはCがやっている感じだ。当然、その労力は膨大なものになるが、将来的には、サーフィンを田中さんが、ゴルフを吉田君が、英語はジェイソンが、やる予定があるので、その道を作っている感じだ。
河村操がサーフィンもゴルフも英語もってやると、何をやっている人か、どこに行きたいのかが明確でなくなり、お客さんもどうしたらいいかわからなくなる。だから、わたしは、それぞれに、ブログとメルマガとSNSを持っている。
さすがに、全てのコンテンツを毎日やるってのは無理なので、やっていないが、以前はそのエネルギーを全てサーフィンの上達法を配信するということだけをやっていたのだ。だから結果がでたのは、おそらく間違いないだろう。
あなたは、どうでしょうか。あなたは、好きなことや趣味で起業したのだ。それに全勢力をつぎ込むのは、そんなに難しいことではないのではなかろうか。あっちフラフラせず、好きなコトに関するコンテンツを書きまくり、それを配信しまくって欲しい。
より詳しい話を聞きたい方は、どうぞ、セミナーにきていただきたい。6月13日に大阪で行なう。興味がある人は是非。選択と集中のすごさを教えます