個人事業主フリーランサーとして生きるということ

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好きなことや、あなたの趣味で起業できますよ〜、楽しいから是非に〜、とは絶対に言わないし、推奨もしていない。わたしは趣味の延長線上に起業があった、こういうやり方でやってきましたよ参考になる部分があれば、もしよかったらというスタンスだ。

起業はシンプルだけど簡単ではない、むしろ大変な事のほうが多い。5年後に生き残っているのはいったいどれくらいだろうか。おそらく半分も残っていないだろう。

逆に言うと、起業の半分が失敗するのだから、とくに好きなことでやったから、趣味だったから特別に失敗しやすいということでもない。だけど批判は受けやすい、しっかしした、普通の起業で失敗したほうが、がんばってたのにねえってなりやすい。ふん、サーフィン教えて起業なんて、あまいんじゃないのって、もし失敗したら言われる。必死で生き残らなくては。

とはいえ、やはり起業は簡単ではない。まず、精神的に相当きつい。もしあなたが元サラリーマンの脱サラ組ならなおさらだ。毎月25日に入ってきた給料がはいってこなくなる。これは、思っている以上にすごい。会社を辞めて最初の25日をむかえたときは、相当きた「ああ、これでもう、どこからもお金は支給されないのだ」と。

今もそうだけど、来月にお金が入ってくる保証はまったくない。今まで順調に行ってた事業が突然だめになるのだ。大企業は少々の赤字でもしばらく持ちこたえられるが、個人事業主はひとたまりもない。赤字が数ヶ月続いたら終わってしまうってところも多いだろう。

あんなに盛況だったプログラムが、突然人気がなくなるということはあたり前になる。そんなことは、実はあたり前だ、人は慣れるし飽きる。そんなの関係ねえと毎日誰かが、口にしていたギャグも全然聞かないし、ラッスンゴレライも、あったかいんだからも、徐々に聞かなくなってくる。

ところが起業していると、そんなこと忘れてしまう。あんなに苦労して作ったんだから、あれだけ、評判がよかったんだから、ずっと売れ続けると思ってしまう。実際はそうではないのだが見えない。つねに次の策を打っていかないといけない。

そんなことは、言われなくてもわかっている、サラリーマンだって同じだって声もあがりそうであり、確かにそうなのだが、フリーランスになって当事者になってくると、また全然ちがう。次の策を練っているあいだ、その企画に対しては1円もお金がはいらないのだから、その緊張感は想像を絶する。

とまあ、苦しいことばかり書いたが、もちろん楽しいことも山ほどある。だから、わたしは必死にしがみついている。今後もサーフィンしまくってゴルフしまくって、ひと前で話してお金をいただける生活を続けるために日々やるべきことをやっていくのだ。

厳しいことをたくさん書いたが、やる気があるフリーランサーにとっては、以前から比べると格段に環境はよくなっている。10年前だと数十万円かかっていただろう初期投資が、ほぼ0円でできるのだ。プロバイダーとネット代を払えば、広告費0であなたを、あなたの事業を売ることができる。

やりかたはたくさんある。その代表的なものが、今はやりのインバウンドマーケティングである。これは、ものすごく効く。無理に売り込む人が苦手なかたにも、効果があるマーケティングだ。わたしは、そのマーケティングを使って、今の場所まできた。実践型のインバウンドマーケティングは、このブログと、こちらのFacebookページでもお届けしている。興味がある人はいいねをして、最新の情報を手に入れていただきたい。

日本に入ってきて随分たつこのインバウンドマーケティング。まだまだ使えるのだ。