立ち上がれシニア起業家

シェアする

シニアという言葉が年寄りを彷彿させるからと、シルバーとかアクティブシニアとかゴールデン世代とか色々やっているが、あきらめたほうがいい。新しい言葉できたとしても、それを構成するのがシニアならば、そのイメージはどう考えたってシニアだ。

とっとと受け入れて生きたほうがいいに決まっている。若く見えたって40代前半に見えたって、49歳という実年齢はかわらないのだ、こだわらずに受け入れたほうがみのためだ。老いは恥ではないという言葉もある。裏を返せば、老いることに抵抗を持っている方が多いということだね、大丈夫だよ、恥ずかしくないよって言ってもらっているようなものだからね。

最近は老いとの戦いだ。老いることが恥ずかしいとか、若いほうがいいとか思ったことはないが、老いることは間違いなく不便だ。クスリの瓶に印刷されている副作用の表記は全然読めない。まあ、それは老眼鏡をかければ問題は解決するが、最近困っているのが括約筋のおとろえ。

確実に尿意を我慢できる時間が短くなっている。ところが、イメージは若いころのままなので困る。こんな感じの尿意なら、これくらい我慢できるという長年つちかったイメージとギャップがある。思っている以上に限界が早くきて、しかもそれをとめおく筋力も低下しているから、困ったもんだ。

それなのにだそれなのに、必死でトイレに行った割に、出るまでに時間がかかり、しかも勢いがない。これは男性だけがもつ前立腺という臓器のしわざだ。年齢とともに肥大する傾向があり、それが尿道を圧迫する。最近尿に勢いがないなという人は、大きい病院には、尿の勢いを計る装置があるので、お試しになることをお薦めする。

まあ、老いからくる不便なことはこれだけではない。ここに書き尽くすと、シニア中高年の愚痴になってしまうので、ここらへんで辞めておく。それでも生きていかないといけないというのが今日の話だ。

シニア起業のすすめ

先日週刊ポストにシニア起業の特集があり、そこに私の仕事が事例として紹介された。この週刊誌は30代から50代60代の中高年サラリーマンを対象としている雑誌だ。起業に興味をもつサラリーマンが多いのだなと推測される。基本的に雑誌は需要があることしか書かないからね。

老いによる不便さはあるものの、昔に比べると60才は全然わかい。肉体的にも精神的にもまだまだ、もうひと花咲かせようと言う方が多い。もしあなたが、退職して悠々自適で過ごそうと言うなら、必要ないが、もういちど働くというなら、起業という選択も全然ある。

そしてこのシニア世代が起業に驚くほど向いているというのだから、やらない手はないなと言えるほどである。なにより経験が豊富なのだ。この経験が起業する時に間違いなく役に立つ。若い人にはない最大の魅力だ。このあたりを存分に活かして、起業すれば成功の可能性もひろがる。

そのためにやらないといけないことはたくさんある。しかも、今ね。シニア起業というと、リタイアして退職金の一部をつぎこんでというイメージがあるが、それでは遅い。今からサラリーマンをしながら周到に準備をしておくのだ。

もちろん、副業禁止の会社で副業をせよと言っているのではない。自分が何もので、どういう価値をもっているのか、どういうサービスを提供できるのかなどを考えることは起業前にもできる。もし、それがあなたの趣味や好きなコトや体験なら、それをブログに書くなどして、将来のお客さんに対してアプローチすることもできるのだ。

シニアだけに関わらず、起業というといきなり辞めてしまう人も多いのに驚かせるが、辞める前に、やれることをやってみるというのはものすごく大切。それをやることで、自分には向いていないということもわかったりするからだ。

シニア起業は本当にお薦めできるが、まずは適正をみるためにも、やるときは準備にしっかり時間を掛けていただきたい。