4年前に独立した。
22年間勤めていた製薬会社を辞めた。
最初に売った商品は『サーフィンを会議室で教える』という講義だった。果たしてどうやって売ったのか。そこには間違いなく、あるマーケティング手法が存在する。それが
コンテンツマーケティング
だ。
わたしは元セールスマン22年間商品を売りまくってきた。もちろん非常に高いスキルを最終的には持ち得たが、売っていたのは大手製薬メーカーのブランド力のある商品。そう、いわゆるカンバンがあってのセールスだ。
元東証一部上場で、のちに外資系となった大手の製薬メーカー。そういう後ろ盾があって、よくも悪くも売ってきたのだ。
ところが、4年前に独立して、そのブランド力が0になった。まったくなにもない、ただの河村操が商品を売り始めたのだ。いきなり訪問して、こんにちは、河村操といいます、サーフィン上達のセミナーやるのできてくださいって言ったて誰もきてくれるはずなどないのだ。
そんなところからはじめ、4年弱たった今では、大手企業や中堅のメーカーから仕事の依頼がくるようにまでなった。この4年間紆余曲折があり、今後も、この状況が続くかどうかはわからないが、今のところ何とか食えている。
その状況を支えてくれるのが、まちがいなく、この
コンテンツマーケティング
なのだ。だから、これから、小さく、自分の好きなことや趣味で起業をしていこうと思っている人や、独立したものの、一向に集客できず、モノが売れないとおなげきのかたも、いま一度、このマーケティング法をみなおし、やりはじめていただきたいのだ。
大手の検索エンジンであるグーグルが、今後は従来のSEOがまったく通用しない、コンテンツの中身重視のアルゴリズムをさらに強いものとしていくという噂もある。そうなれば、ますます、このコンテンツマーケティングの考えかたが脚光を浴びてくるだろう。
では、そのコンテンツマーケティングとはいったいどういうものなのか、少しお話することにする。
コンテンツマーケティングとは
自社や自分が持つブログやSNSやyoutubeなど自己媒体を使って、企業のコンセプトや理念、それに関するお客様に役立つような情報を思い切り提供し、その商品やサービスを売っている、あなたやあなたの企業に興味を持ってもらうことから、商売をはじめる、マーケティングの方法のことを言う。
これを別名インバウンドマーケティングとも言う。海外からくるお客さんをターゲットにするというインバウンドビジネスというのもあるが、それとは別のものだ。
インバウンドとは、向こうからこちらにきてもらうという意味。ようは、お客さんや将来のお客さんのほうから、自分のサイトやブログにきてもらおうというマーケティング、それに自分のメディアを使おうというもの。
従来の商売のやりかた、こっちから、お客様に積極的にアプローチして売っていく方法をアウトバウンドマーケティングといい、それとは真逆の方法をとりましょうと言うものだ。
コンテンツマーケティング自体は、大昔からある手法で、別段あたらしいものでもないが、ネットが普及するのと同時に注目され始め、今では主流となるマーケティングのひとつになっている。ネットの性質に見事にマッチングしたといえ、これを使わない手はないぜというのが、わたしやその他のコンテンツマーケターの考えだ。
その方法とは
発信しまくって
というのが、一番伝えたいこと。あなたが売りたい商品やサービスに関連する情報。そのなかで、お客さんにとって役に立つ情報を、ひたすら配信していくというのが、やりかたの基本で、それ以外に特段やることはない。
お客さんにとって有益な情報をひたすらただただ、発信しまくるのだ。ここでは、商品やサービスを売ってはいけない。売り込まずに、ただただ有益な情報を提供する。それが、コンテンツマーケティングの本質であり、肝だ。
わたしは10年前にサーフィンがなかなか上達しない中級者のために、ただただ、ひたすらその方法をブログで配信し続けた。それは現在も続いている。基本的に、そこで何かを売ったりとか言うのは全然ない。
記事は800を超え、月間のpvは30000ほどある。1日平均1000pvだ。もともと、それを商売にする気はなかったので、そもそも商品を売るもくそもないのだ。ただ、上達しない困っているひとたちに、わたしが自分のために開発した上達法をお伝えしていただけなのだ。
そういう心構えが絶対に必要なのだコンテンツマーケティングのコンテンツ作成には。
もちろん、商品を売るためにやっているのだし、お客様もそれに気づいてはいるが、そこに、少しでも、何かを売ってやろうというのが見えると、とたんにお客さんは離れていく。あくまでも、そこでは、お客様に必要な情報を提供していくだけとうスタンスでいないといけない。
このブログも、最終的にはコンテンツマーケティングやセールスの手法をつかって、好きなことを仕事にして生きていきたい人に向けてのサービスの提供や商品の販売をしていくことになるのだが、あくまでも、スタンスは、お役に立てる情報の提供をするということなのだ。
実際にこのブログを読んで、ブログを真剣にやりはじめたことが結果につながったという人もいる。そういう意味において、有益な情報を提供しているのはまちがいない、このコンテンツは、まさにコンテンツマーケティングの雛形になっているというわけである。
コンテンツマーケティングを使って結果をだしていないコンサルタントが、コンテンツマーケティングええでと言っているケースもある。それが悪いなんてことはまったくないが、どうせなら、実際に結果を出している人の話を聞いたほうがいいと思うのは俺だけだろうか。
サーフィン上達のブログを10年、メルマガを7年出し続けてきたという圧倒的な実績がわたしにはある。これは他のコンサルタントがそうはもっていない。
コンテンツマーケティングを教えているコンサルタントはたくさんいる。誰を選ぶのかはみなさんの自由。もちろん、わたしを選んでくださるのも自由だ。
いずれにせよ、このコンテンツマーケティングはまだまだ使えるし、この名前がついてアメリカから日本にはいってきて日も浅い。早めにはやめれば、参入障壁をつくることもできる。さあ、さっそく、ブログを書こう、そして、あなたの情報を待っている人に向けて配信しよう