セールスやマーケティングや

シェアする

東京出張から帰ってきて大阪駅を歩いている。

大阪も人が多いが東京も半端なく多い。平日の昼間ということで圧倒的にスーツ姿の方が多い。サラリーマンのかたも自営業の方もおられるだろうが、この人達はおそらく皆、直接的もしくは間接的に、サービスや物を売っている。資本主義が世界を圧巻している今、人は何らかの経済活動に嫌がおうにも関わっているのだ。

なめんなよ、ということである。

考えてみていただきたい。サラリーマンに目を向けるが、企業の多くが何かを売るためにその人を雇っているのだ。歩いている今も、歩いているだけの人に(もちろん移動のために歩いているのだが)この間も給料を払っているのだ。大企業がもちろん零細中小企業が何かを売るためにセールスをやとっているのだ。もちろん、マーケッターも。彼らの多くは優秀でたくさんの給料をもらっている。

それを払うためには企業はめちゃくちゃたくさん物を売らないといけない。残念ながら超零細企業である河村総研は社員を雇えない。セールスを雇って売ってもらうだけの段階にないのだ。自分で作って自分でセールスとマーケティングをしている。将来的にはそういう人も雇えるようになるだろう。でも今はその時期ではない。

そういうことなのだ。企業は個人事業主は、なにかを売るために、おそろしい労力をかけているのだ。大阪の地下街にフルーツジュースを売っている店があるが、店の前で看板をもって、ずっとジュースの宣伝を大声でしている人がいる。そのジュース屋は彼に少なくとも1時間780円以上払っている。

そう、つまり、物を売るのは大変だよということだ。ちょっとやって、売れません、セミナーに集客できませんでは、話にならないということ。そんなに甘くないのである。