依存症との決別

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10年前に急性アルコール性膵炎という病を患いアルコールを絶とうと決めた。それ以上飲んでいると下手したら死ぬよと言われたからだ。その時点でアルコール依存症にはかかっていなかったと思うが、量は尋常では無いほど飲んでいた。辞めるまでの14年くらいの間1日も欠かさずほぼ毎日3リットルほどのビールを飲んでいた。

ほぼ依存症と言ってもいいほどの量だろうと思う。実は膵炎には2回かかっている。1回めは辞められなかったのだ、おそらく断酒は2ヶ月ほどで終わっている。2回めの挑戦にして何とか辞めれた。その前には禁煙にも成功している。タバコもピーク時には1日60本吸っていたので、これも尋常ではない。体によくないと辞めた。

さてこの依存から逃れる方法はなかなか容易では無いのはみなさんもご存のところだと思う。精神的な依存と肉体的な依存があるので両方から逃れるのはそう簡単ではない。わたしも相当苦労した。何度も失敗して最終的に私がたどり着いた方法が以下のとおりである。もしかしたら参考程度にはなるかもと思い書くことにした。

まず辞めようと思っている対象に関するネガティブな情報を徹底的に集めるのだ。お酒だったらアルコールがもたらす脳への影響体への影響、人格形成への影響など。添加物に使われているコーンスターチのネガティブな情報を徹底的に集める。ネットを探せばアルコールが体に及ぼす良い影響の情報も悪い影響の情報もあまたにある。

その中からネガティブなのを持ってくればいい。それが合っているかどうかなんてあまり関係ない。飲み続けたら脳が溶けるよくらいの情報を持ってくればいい。それをフォルダに集めて定期的にみる。わたしはこれでアルコールとニコチンのプチ依存症からなんとか脱出することができた。

もちろんこれはひとつ方法で薬物依存など依存度が強いものには当然使えないだろうが、依存性の低いニコチンなどが、なかなかやめられないのだという人の助けにはなるかもしれないと思い書いた。実はわたくし再び病気になり、スナック菓子を絶たないといけない状況になった。自分に言い聞かせる意味もあって今回記事にしたというわけである。

スナック菓子には添加物、油、砂糖、塩と、取り過ぎてはよくないものが存分に入っている。わたしはこれを辞めるために今から情報収集にはいる。以前はお菓子断ちを3ヶ月ほどで断念している。今回はなんとか成功させたいなと思っている。

何かを絶ちたいと思っている人の参考になればと思う。