ダイエット最大の敵リバウンドは何故おこるのか?

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世はダイエットブーム。

生活習慣病の要因になっているので太っている人が痩せようとするのは大いに結構だ。ところが、どうみたって太っていない女性が「最近太ったわ。ダイエットしなきゃ」どうみたってわたしの半分くらいの体重しかない人が言ってるのに閉口する。女性の理想体型がモデルや桐谷美玲だから、彼女たちと比較すると、太いだろうし頭ごなしに怒ることもできない。女子のセカイではあなたも太いのだろう。

まあ、そういう人はそういう人たちにおまかせするとして、いわゆるメタボ体型の親父達のダイエットについてなのだが、ほとんどの人の失敗は、急すぎることから起こる。

ダイエットが急すぎるのだ。時速80キロで走っていて、いきなりバックギアに入れて、後ろに行こうとしているようなのが多すぎる。いきなり炭水化物を0にしたり、キャベツだけやリンゴだけ、カロリーを極端に落としたりする。

ビール腹になりアゴの回りに肉がつきはじめた中年男性は、おそらくあきらかに、余分なものを食べている。自分の何が余分なのかを見なおしてみればいい。例えば清涼飲料水。1日に缶コーヒーや炭酸飲料を1本以上飲む。それは本来、人類が取る必要がない嗜好品だ。まず、それを取っているかどうかだけでも見直す。

そしてまず、それをやめてみる。すると1日に何カロリー減るだろうか。微糖だとおそらく40キロカロリー。まあカロリー的には誤差程度だが、砂糖をとりすぎているというのはよくない。甘いモノをとる習慣ができると、次から次へととりたくなる。白糖には習慣性や依存性がある感じがするのでやめてみよう。

缶コーヒーをしばらくやめていて、たまに飲むと、ものすごく甘く感じる。慣れてくるとドンドン上を要求するようになる、その習慣をたつことが今後に向かっての大きな1歩となる。

まずは、そういうところから始めよう。間食はしていないか。お菓子のカロリーは恐ろしい、買った時に裏の表示をみていただきたい、ご飯以外にそれを食べてたらとんでもないことになる。

ジュースを飲みまくりお菓子を食べまくっているメタボ親父はラッキーだ。それを辞めるだけで見る見る体重が減ってくる。

こういう入り方がよい。80キロで走っているときに、急にブレーキを踏むでもなく、ギアをバックに入れるではなく、まずはアクセルペダルから足を離してスピードを落とそう。それである程度スピードが落ちてから、ブレーキを踏み始めよう。

まずは食事を3食にする。そこからはじめるだけで痩せる人は結構数いる。もちろん、飲んだあとのラーメンもだめですからね。