理念とかビジョンとか志とか想いとか。ややもすると、おおっぴらに語ると何か、なんかやん。ドラマとか映画とか小説とかマンガで見ると、ウォーって魂が揺さぶられて興奮するし、これがないストーリーはなんとなく物足りなかったりする。
現実に、なると何かなあって感じなんだけど、実際問題として、これがないと全くダメだ。機能しない。組織がチームが方向性をうしなう。どこに向かっていいか解らずに仕事をしていても、上手く行くはずがないのだ。だから、実はこれ、恥ずかしいけど、声に出して、周りに友達に言うの照れくさくて、なんか嘘っぽくなるからやだなと思ってても、やっぱりこれはいるんだな。
言葉だけでは絶対にあかんよ。ちゃんと心の底から思わないと。もしくは、こころの底から思っているように見せないと。お金を儲けたいとか、有名になりたいという私欲があるなら、それは上手くひた隠しにしないと、もれたり、ばれたり、うすうす感づかれたりしたら、終わるからね。
誰も動かなくなる。もしあなたが、そうやって隠したり演じたりするのが苦手なら、やはり、本気で誰かのためとか何かのためにとか思わないといけない。戦国時代の武将も、やたら大義大義とそこを大事にした。大義がないと本人も兵隊も動かないのだ。
あなたがたのためといいながら自分らのために動いている人がたくさんいて、しかも、結構バレている。やるならもっと上手くやるか、本気で人のために動くか、もしくは自分のためにと宣言し自分のために動くかだ。
ばれなければ嘘じゃないから、思い切り上手く嘘をつくか、嘘をつかないかのどちらかで行って欲しい。
大義がないプロジェクトは失敗する可能性が高い。だから持とうよ、大義を。