小売店。なぜそこを選ぶのか

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店員さんが怖いから冷たいから行くのやめておこうというのはある。それをわかっていない小売店は多い。世はホスピタリティーが全盛。丁寧な対応。気持ち良い接客に人はリピートする。それは大いにあると思う。

でも、その最高の接客をしている人のマインドに、本当にこころから喜んでもらおうというのがないとアウト。そういうのは伝わるのだ。どんなにおいしくても、やすくても、ホスピタリティーが完璧で首を斜めにかしげながら、「いらっしゃいませ」と手でエスコートされ、椅子をひかれて席にすわらせてもらっても、その人が怖かったら駄目である。もしかしたら必要以上に怖がってるからかも知れない。

そういう人多いと思う。無愛想であいさつもそこそこ。でも私はお客さんに最高のラーメンを届けるのだというのは優しさだと思う。なんか無愛想だけど怖くない店はある。

ちょっと違うが女の人はガソリンスタンドにガソリンを入れに行くのを嫌がる人が多い。色々ないみで怖いのだ。得体の知れない恐怖がガソリンスタンドにはある。

本来人間や動物はここちの良い場所にいたがる。怖い場所と言うのは戦いの場だ。お客さんを万全の態勢で受け入れようとしている小売店が怖かったら話にならない。

では何故怖くなるのか。よい接客をしようと思っているからである。接客が上手いかどうか、上手く出来ているかどうかは上司のため上の評価のため、となっている場合がおおい。それは全然駄目。

おなじ行為でも、お客さんが何を求めてそこにくるのかを考えればまったく違ってくる。なぜ給料がもらえるから考えたらいい。会社があって、そこで働くから給料がもらえるのだ。その会社はどうやってなりたっているのか。

そのレストランにお金が入ってくるルートはひとつ。お客さんの財布からの現金だけだ。あとは全部支出。そのながれがとまると、あなたの給料はでない。沈みかけている船で良い席をあらそっているケースが多い。

その船がちゃんとすすんでいるか、全員で見ていれば小さな変化も見届けられる。

あなたは怖くないですか。