結果は狙って出すべきなのか、それとも結果は結果的に出るものなのか。

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北川景子主演の現在放映中のドラマ『家を売る女』がおもしろい。

ドラマの中で、北川景子が家を売った相手医者役のりょうから感謝されるシーンがある。色々私たちの事を考えて売ってくれたのねとお礼を言われる。すると北川景子は「私はお金のために家を売っただけですから」と言う。劇中もずっと、部下や同僚に、家を売りまくれ〜と言っている。これだけ売るにこだわるのは、過去に何かがあったのではないかと含ませる感じでドラマは進んでいるので、おいおい何かが出てくる可能性はあるが、今は家を売ってお金を稼ぐということに特化している感じだ。

これは結果を出すべくしてだしている感じだ。

いっぽうで、結果は狙うものではなく結果だという人もいる。

イチローなんかはそんなタイプではないだろうか。ヒットを打つということだけに集中し、そのためにはどうすればいいかを考えている。まもなくメジャーリーグ3000本安打に届きそうだが、結果として3000本になっただけで、目標とかにはしていない感じだ。

ワールドカップのサッカーで、予選を通過できなかったときに、予選を通過して絶対に決勝リーグにいくんだという思いが弱かったからいけなかったんだという意見があった。
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どうやってこのボールを動かせば、相手のゴールネットに突き刺せるのかというのを、ただひたすら考えるのだという進め方もある。

どっちがいいとか、悪いとかはない。結果を出そうとしたほうがいいときもあれば、それがプレッシャーになって本来の動きができないってこともある。

思考は現実化する。思いが弱いから、あなたは結果をだせないのだというメンタルの考え方もある。とはいえ、ワールドカップの結果を踏まえて、思いが弱かったことを反省し、24時間のうち12時間を、絶対に決勝リーグにいくんだと思いを込める時間に使いました。え?いつボール蹴ってるのかって?いや、蹴ってませんけど、では困る。

結果は出るのか、出すのか。

色々意見がわかれるところではある。