商品やサービスや自分を売りたい人がやるべき8つのこと

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何かを売ったことがある人と売ったことがない人では、何かを売りたい時に差がでる。わたしは22年間クスリを売ってきた。クスリを売ってきたと書くとドラッグディーラーやスマグラーみたいだが、そうではなく製薬メーカーでセールスをしてきたという意味。

辞めてから3年間は自分を売ってきた。その結果昨年はメディアに頻繁にとりあげられた。メディアにとりあげられることで仕事も得た。うちにきて話してくださいという講演の依頼があった。まさに、自分を売ることに成功したと言っていいだろう。

クスリしか売ったことないしメディアってゆーても雑誌4誌、テレビ1社で偉そうにするなという声もあるだろうが、申し訳ないがうけつけない。わたしはわたしが語れる範囲でしか語らないので、それが、もの足りないとか、それくらいでよくも語れるなと感じられる御仁には、この記事も、まったく役に立たないどころか、時間の無駄になるので早々に退場いただければと思う。ご迷惑をおかけするわけにはいかないからだ。

ではなく、自分は、モノやサービスや自分を売ったことがない、もしくは、売っているけど上手く売れないという人には是が非でも読んでいただきたい。もしかしたら、お役に立てる部分があるかも知れない。では、早速書いていくことにする

1コミュニケーション力

まあ、これがないと終わる。マーケティングやセールスを学んでも、これがないと終わるのである。マーケティングやセールスのスキルを上げるという事は、もちろん、これを内包しているのだが、あえて独立させて書いておく。

これがないと終わる。そんなもん、当たり前じゃんって声も聞こえてきそうだが、知っているだけで、理解していない、もしくは使えていない、さらに、それが自分で解っていない人が多すぎる。

これだけやってるのに、全然売れないと嘆いている、その話し方や態度がだめなのに気づいていない。聞く耳を持たず、相手がどういう状況かを解っていない人間にモノやサービスなど売れるはずもない。

それは残念ながら、自分で気づくしかない。わたしは頻繁にコミュニケーション力をあげるセミナーを開催するが、本当にコミュニケーション力をアップさせる必要がある人はこない。比較的高くて、さらに上を目指す傾向がある人がくる。

わたしも含めて、コミュ力が自分にはあると思っている人は、今一度、自分を客観的に見つめなおして欲しい。マーケティングやセールス力はあるのに、なぜか売れないという人、もしかしたら、問題はそこにあるのかも知れない。

2メンタル力

コミュニケーション力と双璧に位置するのがメンタル力。これがないとモノやサービスや自分は売れない。理由はそれほど、売れないからだ。

モノやサービスをたくさん売っている人は、すごいセールス力やマーケ力があるのだと思っている人が多いのだが、そんなことはない。もちろん、卓越した力で売りまくっている人はいるが、実際は、そんなに売れない。

彼らは失敗して断られている数のほうが圧倒的に多い。売りたいと思った商品が全然売れずに、断られ続けているということが普通にある。イチローも同じことを言っていたが、彼のような天才でも、10回中6回以上は失敗するのだ。

そんなに売れるものではない。その時に絶対に必要になってくるのが、メンタル力。断られても、それが当たり前だと考えることができるハートが必要。まあこれはメンタル力の一部だが、ものを売っていくと必ず出くわす障壁に立ち向かうには強いメンタル力が必要なのだ。

3考えるちから

弟子や塾生には、Be a deep thinker.と言っている。自分で深く考える人になれと言っている。結局考えない人は売れない。たまたま、なんらかの理由で売れたとしても、継続するには、考える力が必要。

なぜ、売れたのか、なぜ売れなかったのかを、常に考える必要がある。しかも、ただ、考えるだけではなく、深くいけと言っている。考え過ぎはよくないが、考えないのはもっと駄目だ。おまえら、考えろよは、わたしの教えの中で、もっとも根底に位置する。

THINK or WHAT?

考える以外、することなんてある?って常に言っている。つねに考えることが、売ることにつながるのだ。

4セールス力

3までは売るためのあり方についてベースの部分についての記述だが、ここからはやり方になる。セールスとはクロージングの時に主に必要になってくる。マーケティングによって、お客様を商品やサービスの前に連れてきたら、そのひとにセールスをしていく。

お客様の購入を後押しするために絶対必要な能力。セールスと言うと押し売りっぽいイメージがあるが、売らない風のセールスももちろんある。なぜか知らないけど、あのお店で、あの人から、なんとなく買ってしまうというのは、巧なセールスを施されている可能性がある。

究極のセールス力を身につけよう。

5マーケティング力

ものを売るための2枚看板がセールスとマーケティングだ。セールスの前に、もしくは別の方法でお客様にアプローチするのがマーケティング。とくに最近はウェブを使ったマーケティングは必修だろう。

わたしが、まったく無名の独立したてから、雑誌から取材をうけるになったのは、まさにこのwebマーケティングを使って自分がここにいるのを知らしめしたからだ。セールスと融合することで、さらに力を発揮するこのマーケティングのスキル。是が非でもものにしたい。

6プレゼン力

スピーチ力と言ってもいいかもしれない。わたしはこういうのを売っていますというのを、上手く伝えることができなければ、それがどんなに良い商品でも売れることはない。

しっかり伝えるために、この能力が必要なのは今さら言うまでもないだろう。

7ライティング力

商品がここにあるよと、こんないいサービスがありますよと、声に出して言うのがプレゼンならば、SNSやブログを使って伝えるのために必要なのがこの能力。

絶対に必要なこの能力。確実にものにしていただきたい。

8クリエイト力

創って作って売るというのが商売の基本とされている。何かを創造するというこの能力は必修と言えよう。例えば商品やサービスをうちは創らない。買ってきたり仕入れたりして売るんだよという方にも、それをどう伝えるかとか、どういうふうに売っていくかというのを考えるのは、まさにクリエイト。

1億総クリエイターと言ってもいいのではと思うほど、人は何かを日々創りだしている。自分が何を創っているかを把握するとともに、そのスキルをあげる能力は必要になってくる。

以上、モノやサービスや自分を売りたい人が、身に付けるべきスキル8つを紹介した。それぞれに関しては、おいおい書いていくが、これだけのスキルをバランスよく身につけながら、個々のスキルをあげるようにしていくことで、ものを売る力がついてくるだろう。

これらが起業の学校で生徒に対して、また、コンサルティング契約を結んでいるクライアントさんに提供しているコンテンツの概要だ。

みなさまにおかれましては、なるほど、こういうフレームがあれば、ものは売れるんだなということをイメージしていただければと思う。今わたしが、学んでいるのは、マーケティングについてだなというのがわかるということは、非常に学習効率があがるということだ。下に、そのフレームをしるすので参考にしていただければと思う。