プレゼン能力

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高ければ高いほどいいと私は思う。

どう俺、プレゼン上手いけど何か?という雰囲気は出来れば伴わないほうがよい。自分の思いを相手に伝えるときに必要になってくる。上手なほうがよい。相手にストレスも与えない。何かをいいたいのだろうが何をいいたいのだろうと、集中して聞くのは疲れる。できたら、そういう感覚を聞いてる方に与えないほうがよい。

これは訓練でいくらでも上がるスキルだと思う。やればやるだけ上がるので楽しい。私はこれにひたすら金と時間をかけた。これがないと話にならないとある瞬間思ったからだ。昔はこんな言葉おそらくなかった。日本には入ってきてなかったと思う。

日々の営業活動でクライアントさんに商品説明するのもプレゼン、会議で皆の前で意見を言うのもプレゼン、何かの催しでスライドを使って説明するのもプレゼンだ。テクニック的なものに関しては本当にたくさんある。身につけなくてはいけない事やマナー、エチケット、ルール的なものもたくさんある。そのたくさんある中で私が最も大切だと思っていることがある。一番はじめに学んだほうがよいと思うこと。

それはメンタル。

プレゼンをするときの精神状態。これがそのプレゼンを上手く行なうことが出来るかを大きく左右する。ようはリラックス。これが一番大切。緊張していてはなかなか難しい。適度の緊張は良いが過度に緊張するとどうしようもなくなる。

緊張すると肩に力が入る。胸のあたりの筋肉も硬くなり呼吸が浅くなる。重心が高くなり喉もしまり声が上ずる、震える。その緊張は会場に伝わる。「ああ、あのスピーカー緊張しているなあ大丈夫かなあ」とみんなが緊張しだす。アイスブレークという言葉があるがそれはその雰囲気を壊すためのもの。会場が緊張していては始まらない。自分が緊張してしまうとそうなってしまう。これは何としても避けたい。

ではどうすれば緊張しなくなるのか。色々あるがまず慣れ。慣れてくればどうってことない。こんなものかと思ってしまう。なので積極的にどんどんやればいい。機会があればやればよい。ここ一番ここは上手くやらないとという場面までに場数を踏む。するとわかってくる。

次は練習量。あっとうてきな練習が緊張をとる。ここまでやったのだから大丈夫となる。何度も繰り返す。

その時に大切なのが論理。論理的なほうが練習を継続させやすい。こうでああでこうだから、こうなる。と言った感じだと記憶に残りやすい。大きな自信になる。

論理的なストーリーを作る→練習する→プレゼンする→さらにストーリーを練る→練習する→プレゼンする。

これを何度も繰り返すことで緊張も減ってくる。

あともう一点。聞いている人の顔。怖い。始めはみな怒っているのだと思っていた。私の話がつまらないから怒っているのだと思っていた。そうではななかった。集中して聞いておられるのだ。集中した顔が怖い顔になる人は結構多い。しんぱいしなくていい。みな怒っていない。よくうなづいて笑って聞いている人を探してその人を見ろと言われる。

それもある意味正しい。ただ、そんな人は少ない。会場に1人もいなかったらそれだけであせる。あえてしないほうがよい。だれも怒ってないと思ったほうがはやい。

そして最後に、これが出来ると滅茶苦茶プレゼン能力があがる。メタ認知だ。話しているあなたと別の人間をどこかに置く。もちろんイメージの中でだ。私の場合話し始めると、もう一人の私が私から離脱するように離れて行く。幽体離脱みたいなイメージ。

体からぬけだし、客観的に話している私と会場全体を見る。聞いている人の反応とかを見る。これが出来ると凄い楽だ。わたしがこれが最高と思っている話がいまいちなとき、会場が動きだす。資料をぱらぱらめくったり髪をかきだしたり、足を組みかえたりきょろきょろしたり、うつむく人がでてくる。その時はその話をやめる。長すぎるか面白くないかだからだ。

話が面白い時は凄いことがおこる。会場が一切動かない。みなあなたに集中して微動だにしないのだ。私は過去にこれを体験したことがある。10分間のプレゼン中200人あまりいた聴衆者が誰一人動かないのだ。微動だにしない。9分を過ぎたあたりに1人だけ動いたのが見えたがそれ以外はまったく動かない。

それはそれは凄い体験だった。まあ、そういうことはまれだが、この客観的に見ることが出来る能力がつけばこれほど楽なことはない。途中で路線変更もできる。これはプレゼンだけでなくあらゆる場面で役にたつ。デート中彼女がやたら動き出したらそれはあなたか、あなたの話、その場所に飽きている。すぐに違う行動にうつる必要がある。

プレゼン力の私が知っている範囲で必要なのをお届けしました。技術的な事はまた書きたいと思います。私はこの能力を磨こうと思ったことで人生が好転しはじめました。そのことはまたかきたいと思います。

プレゼン能力、みにつけて損はないでしょう。

追伸:

ブログって長い文章なんですけど、もっと長くてもいいよねって気が最近しています。短いひらめきとか思いつきは、こっちで書くようにします。よろしければツイッターフォローお願いします。