世の中の複雑をできるかぎりシンプルにするのが河村総研の理念です

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ことの葉会という会がある。

言葉って人それぞれ解釈が違うので、その違いを認識しあおう、だから伝わらないのだってのを知ることでコミュニケーションをもっと円滑にってコンセプトだったと思う。カードを引くのね、言葉が書かれたカードを。私が引いたカードは

『シンプル』

それを引いた瞬間、おおお、きたー、俺の生き様そのものだ、河村総研の理念にもある。やったぜっとなってどうどうと答えた。

『シンプルって複雑のまとめやろ』

すると参加者は大笑いした。全然違うと、シンプルと複雑は真逆にあるからシンプルを引いて複雑がでるところが面白すぎると。

俺は心底驚いた。複雑でカオスなものをみつけてそれをシンプルにして世に提供するというのを生業と、いきがいとしているから、きたぞと意気込んで言ったのにまったくはしにも棒にもかからない感じだったからだ。それは伝わらんわ、コミュニケーションって難しいはずだと。

まあ、それでも俺はそれをやっていくしかないからやっているのだが、分析する対象がみつかったら、その全貌を可能な限りつかむべくマルマンのクロッキーというスケッチブックみたいなのに書きまくる

尊敬する大好きな友達が使っていて俺も使うようになった。紙が薄く少し広いので書きごたえがありアイデアをだすにはとても使いやすい。そこにまずおれは殴り書く。結局は、最終的には、話して伝えることになるだろうという思いから、話し言葉を思い切り書く

これは5文型で始める河村総研の英語上達法のプログラムを作っていく時の最初だ。どんな思いで、なぜ俺は日本語を駆使して英語を学ぶべきだと思うのかってのを脳に浮かぶままを書いています。

ここから全部出しきって、それをシンプルにしていく感じでプログラムを作っていきます。できあがったプログラムは贅肉が削ぎ落とされ、思い切りシンプルになっています。それゆえ、それは単調すぎて本質過ぎて基礎過ぎて、それを物足りないと思われるふしもありますが、いやいやその削った文字が削ったコンセプトの量が、このシンプルを支えているから、このシンプルには強烈な、とんでもない価値があるのだと思ってやっています。そこが生命せんであり生きがいでもあります。

英語は全12回の講座になりました。思いの外好評ですので、英語を日本語で学びたいという人はお声がけください。

スティーブ・ジョブズは可能な限りシンプルにってのをモットーにしていました。最近のアップル製品はそうでないからジョブズが嘆いているのではというような記事もどこかでみましたが、そのたましいは俺が受け継ぐようにしましょう。

複雑なマニュアルに、あふれる情報にカオスになり、もっとシンプルをとお求めのみなさん、河村総研にはそれがあります。ぜひ遊びにいらしてください。