結婚教育というのがある。はたして結婚に教育は必要なのか?

シェアする

NPO法人日本結婚教育協会主催の結婚教育基礎講座3というのに参加してきた。

この基礎講座は全3回。私は1回目と3回目の参加。2回目は仕事の都合で受講できなかったのだが、年に複数回、いろいろな場所で開催されているので、今年中に第2回をどこかで受けようと思っている。全3回を受けて、希望をして、年会費と入会費を払えば、結婚教育なんちゃらという資格をもらえて、結婚教育を普及していく手伝いをしていくことが可能になる。

結婚教育という名前からの印象だと、結婚生活についてどうやっていけば習う、教えるという印象なのだが、結婚をうまくいかせるためには、それこそ子供の頃からの生活もとても大切だという考え方をもっておられ、人生を9つの期間にわけて、それぞれで何をどう学ばないといけないかを教えてくれる。

その全般を聞いて、私がここを絶対にやりたいと思ったのが、性についてだ。

色々聞いていると、性が結婚に与えている影響というのはとんでもなく大きい。セックスレス夫婦が増え、その中でも日本は世界に比べてもセックスの回数がものすごく少ない。離婚相談とか夫婦問題相談とかをやっている人に聞くと性生活の相談がものすごく多いと聞く。

にもかかわらず、セックスのことなどをおおっぴらに語れる場所も人もいない。思春期の性教育などおそまつ極まりない。学校側は教育をすることが虎の子を起こすことになると嫌うが、何を今頃ゆーてんねんって感じ、虎の子はとっくに起きて、世の中を徘徊し、大人になりさらにこどもを産んでその子どもたちはネット上を駆け回り、よの青少年にゆがんだまちがった情報を提供しつづけている。

なので、今さら、性教育を思春期の人たちにやっても、それがきっかけで、それが虎の子を起こすなんてことにはならないと思うのだ。

思春期とか大人とか関わらず、性の問題は、まだまだおおっぴらに語られることはないだろう。正しい教育によって、のぞまない妊娠や性感染症の問題の多くをさけることができるのではないかと講座を受けて強く思った。

もし結婚教育を教える資格をもらえたら、絶対に性について伝えていきたいと思った。もしあのときに知っていればということがいっぱいあったからだ。

代表の棚橋さんは、結婚を教育にするんだという強い思いで日々精力的に活動しておられる。この人の講座は本当におもしろくてためになる。機会があったらぜひうけてみていただきたいものだ。

教育ってすばらしいなと思う。わたしも色々教えていきたいと思う。