突っ込まれシロ。
わたしが考えた造語。(誰か先人がいたらごめんなさい)「彼にはまだ伸びシロがあるよね」とかで使われるシロを引用している。
突っ込んでもらえるスキみたいなものですね。
何かについて判断します。それが正しい判断かどうかはもちろん自分で決めています。それはそれでよいのですが、それがもしかしたら正しい判断ではないかもしれません。あなたは絶対だと、絶対正しいと判断したのですが、それはどうも間違っているようです。あなただけが正しいと思いこんでいて、正しくないというのがおおかたの判断です。
さて、その時です。あなたにそれは間違っているよと言ってくれる人はいますか。
言ってくれる人がいなくなったら終わりだと私は考えています。人間なんてどうあったって、どんなに賢い人だって間違いはあります。その間違いを指摘している人がいますか?ということなんです。
あなたが、ある人のあきらかな間違いに気付いたとします。その人のためと思い、その点を指摘したとします。「あの~、そこはBが正解だと思うのですが」思い切って言ったその言葉に対し先方が「わかってるよ。そんなのとっくに気づいていたよ。いまBと言おうと思ったんだよ」といいました。あなたは恐縮しきりで「あ、そうだったんですか。すみませんでした」と。
あなたはもう2度とその方の間違いを指摘しないでしょう。私ならしません。
このかたがそういう態度をとっていると誰からも何にも言われなくなっていくでしょう。自分の判断だけで正解を導き出すってほんと難しいと思います。このかたはその困難な道を選んじゃったのです。
おかしいことをおかしい、間違ってることを間違っていると指摘されるほうが絶対に得だとおもうんです。そのようなすきというか余裕の部分を「つっこまれしろ」とよんでいます。
「あの人つっこまれしろ持ってんなあ~」と言う風に使います。