銀河系の住人

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素晴らしい月を見た。昨日の月食からほぼ1日がたつがこころをとらえて離さない。左の写真は新人アマチュアカメラマンの友人に使用を許可してもらったフルに影がかかった時の写真。

普段の満月と全然違う。月が完全に球体であると言うのを思い出させてくれる。もしかしたらいつもの満月のときに写真をとっても同じなのかもしれないが、はじめての経験なのでブログに。

いつもは黒い紙に平面の円である月が貼りついているように見える。そこに月があるなあとしか意識しない。しかし、それが球体になると一気に変わってくる。完全に浮いている。宇宙空間にその星は浮いているんだとあからさまに見せつけられた。

太陽と月と地球が重力のバランスをとり浮いているんだ。月からみると地球もおなじ。宇宙空間にまぎれもなく浮いている。その星に住んでいる。まちがいなく銀河系の住人だ。

前回の皆既月食のときはこんな気分にならなかった。なのに今回はこころがずっとそこに貼りついたまま。地球をはなれ月に逃げ出したいことでも起こっているのかなあ。深層心理にあるのかなあ。

いずれにせよ。この月。美しすぎる。皆さんにはどう映ったのでしょうか。