コンテンツビジネスの始め方

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会議室でサーフィンを教えていますと自己紹介すると、皆が驚く。海じゃないのですかとか、どうやってやるのですかとか聞かれる。これがわたしのコンテンツで、このコンテンツが、ユニークかつ、ひと言で伝えやすいことが、私のビジネスの最大の武器になっているのは間違いないだろう。

口コミが起こりやすい。例えば、あなたが衝撃をうける商品やサービスに出会ったとする。それをひと言で伝えるものならどうだろう。いちご大福とか最初に食べてそれを人に紹介するとなるとどうだろうと想像してもらえればいい。インパクトがあって伝えやすい。

レッドオーシャンはさけて、ブルーオーシャンを狙いましょうという考えかたはある意味正解だが、ブルーな海はしずかで、ときに、ニッチ過ぎてマーケットがないということも考えられる。ブルーで勝負するなら、ここにブルーな素敵な海がありますよというマーケティング的な手腕が問われる。

サーフィンを会議室でというのはどうだろうか。セミナービジネスという観点から見ると、すでにそこはもはや真っ赤かである。数年前に比べセミナーが氾濫していて、その中から選んでもらおうとなると相当大変である。

サーフィンスクールはどうだろう。これもサーフィンブームもあり、たくさんのスクールがある。先生も私よりはるかに上手いプロやセミプロの人だ。誰もが、どこの馬の骨ともわからないおっさんから習うより、彼らから習いたいだろう。レッドオーシャンである。

私はこれらを組み合わすことで唯一無二なものを作った。

レッドオーシャンで際立つのはとてもむずかしい。だから、みなブルーを狙うのだが、もし、こういう風に組み合わせることで、際立てるならレッドオーシャンは当然市場が大きいので、おおきなビジネスが展開できる。

よいコンテンツを作って、なにかエッジをきかせて、それをマーケティングで上手く伝えていく。コンテンツビジネスはやることはシンプル。とはいえ、それが簡単ではないというのは言うまでもないだろう。

このたび、また雑誌から取材をうけることになったが、これはコンテンツのユニークさの結果であることは言うまでもない。3月16日発行の週刊ポスト(3月27日号)の128ページに掲載されているので、コンテンツビジネスに興味がある人は是非ご覧頂きたい