俺の中に根としてある考えはダイバーシティ。長所を伸ばせとか短所をなくすとかの概念がない。でも、そんな中、ビジネスにおいて、こうやったほうがいいよねってのがある。いいと思うなら、やるなら、こんな方法もあるぜ、って感じだ。

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ダイバーシティって多様性って意味。

幅広く性質の異なるものが存在するってこと。この地球や社会に。

そう考えると、何が長所でどこが短所なのかなんて、その時々によって変わってくよね。長所を伸ばせっていう考え方はここが怖い。

例えば俺は、人見知りをまったくしないし、気さくで、明るい。これって、一般的に言うと、そんなに悪くないよね。長所と言えるかも知れない。もし両親が、俺のその部分を伸ばそうと褒めまくっていたら(さいわいそうはならなかったが)もっと気さくになってたらどうだろうか。

この気さくで人見知りしない性格を、うざいと思っている人は絶対にいるからね。俺の顔をパーティーでみるなり「うわ、みさおきたで。あいつ、やたら元気やから疲れるんだよね」と言っているやつはきっといるのだ。しずかに、飲みたい、もっとスローなトーンで話したいって人はいるからね。そういう人にとって、みさおの気さくさはめんどくさい。

そう、だから、それは長所でもあり短所でもある。あなたが短所でどうしようもないなあと思っていることが、ある部分では強烈な力を発揮するなんてことは、普通にあるのだ。それが、多様性だ。

そうかんがえると、短所をなくすとか、長所を伸ばすというのって怖いよね。一般的に二重のほうがかわいいとなっているとする。おれはバリバリのひとえ。今度、最高にあこがれている女性を紹介してもらうことになった。

一般的にはよいとされてるから、思いきってプチ整形をし、二重にして彼女と会うことにした。よし、これで彼女に気に入られる確率があがったと、いきこんで、のりこんだら、なんと彼女は、しょうゆ顔のヒトエが好きだったってなったら、泣くに泣けないよね。

まあ、ここは伸ばしといたら、まあまちがいないだろうというところは伸ばしてもいいが、勝手に何が長所で、短所でって決めて、それを改善する方向にもってくのは、非常に危険だよね。

だから、そのままでいいと思う。

それを受け入れるのが大切なのだと思う。自己肯定力が高いってのは、自分はこうなのだから、こうしかできないよ、どうぞよろしくってことなんだと思う。

それがダイバーシティーって考え方だ。私はコーチングのプログラムも持っているが、その中のひとつにフラッターズになれってのがあるのだが、それが、まさしくダイバーシティーのことだ。人間に優劣はない。違いがあるだけだという考え方がフラッターズ。ダイバーシティーと同じとしり驚いた。

それを踏まえて、もしあなたがコミュニケーション力を必要とするなら、ここで学んでねってこと。ダイバーシティーは多様化してるので、実はコミュをとるのは難しいとされている。それでも、コミュ力をあげることはしない。みな、そのままで、コミュをあげる方法を考えている。

ダイバーシティーでは、別に必要ない。だけど、もし、あなたが、ビジネスシーンにおいてコミュ力を必要とするなら、ここは参考になる。

ブログを書け、コミュ力をあげろ、プレゼン上手くならなあかんでと書きまくっているが、それは、あくまでもそれを求める人のために言っているだけだ。河村総研のベースにはダイバーシティーがある。

お見知り置きいただければさいわいだ。

最後に弊所のモットーを書いておく。弊所では世の中の事象について徹底的に追求し、それを理論化して世に出す。だけど、それを強要するつもりは微塵もない。やるやらないは完全にあなたに一任している。そういう理念だ。
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