マルチキャリアという生きかた。

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最近は副業という言葉もだいぶ知られるようになった。

ZOZOTOWNやロート製薬が、当社では副業を認めていますと、大々的に発表したりしているので、多くの人が耳にすることであろうものになった。

そんな中、新たな流れがある。副業もいいけど、複業ってどうよという提案。仕事をひとつとかふたつとかに限定しなくてよくない?もっと色々やればいいじゃんっていう考えかた。

実はこの生きかた、私もセミナーでは推奨している。何でもこいに名人なし、多芸に無芸、二兎を追う者は一兎をも得ずなど、色々とやることを揶揄することばもあり、確かにそういう側面もなきにしもあらずだが、この、色々やる、複業、マルチキャリアという生きかた、決してそんなに悪いものでもない。

メリットのひとつとしては、つぶしがきき、リスク分散になる。

10年ひと昔とは今は昔で、今は5年でひと昔の感覚だ。メディアが発達し、情報があふれることにより、色々な楽しみがある。人々がそれに慣れる、飽きるスピードが格段にはやくなっている。

例えばフリーランスが、とても調子のいいビジネス1本で順調に行っていたと思ったら、突然、ブームがさり、ということが起こる可能性が以前より圧倒的に高いのだ。

そこで複業、マルチキャリアということなのだが、わたしは、これを現在住んでいる滋賀県にある日本一の湖、琵琶湖にちなんで、マザーレイクメソッドと名付けている。

琵琶湖には複数の川が流れ込み、日本一の湖を水で埋めている。もし仮に、ひとつの川が枯れても他の川の流れが途絶えなければ、琵琶湖の水はなくなることはないのだ。

もちろん、絶対に枯れない太い川があればそれに越したことはないが、それぞれの収入が細ければ、それを複数もつというのはありなのだ。メディアも注目していて、複業特集で取材をうけたこともある(週刊ポストの記事だったと思う)メディア掲載
現在、わたしがやっていることは以下のとおり

セールスの研修事業
経営コンサルタント
マーケティングのセミナー
スモールビジネスの起業塾
サーフィンのセミナー
ゴルフのセミナー
英語のスカイプレッスン
イラストレーター
フォトグラファー
WEBライター
木こり

と多様だ。一応全部お金になっている。とは言え、イラストレーターは、イラストが一枚30ドルで売れただけなので、職業とするのはどうかと思うが、好きで書き始めたイラストが、インスタを通して売れたのだから、おもしろい時代になったものだ。

フォトグラファーもそうだ。師匠に教えてもらったひとつのコツがはまり、急激に写真が上手くなった。それまでは、目も当てられないくらいだったのだが、そこそこよくなった。

写真はブログで使うために撮っていて、それをブログやSNSであげていた
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すると、それを見た人から、プロフィール写真撮影の依頼があったり、スナップ写真撮影の依頼があったりした。もちろん、これは、プロに頼むと高いので、セミプロに頼もうとした結果なのだが、それでお金をもらったというのはおもしろい。

ライターもそうだ。

ブログを見てくれた人から依頼があり書き始めた。最初は1文字1円だったが、今は2円まできた。10円くらいになったら、1日8000字書いているのを、15000字くらいにして書きまくるな。

英語なんてtoeic670点だからね、とても人を教えるレベルでは、一般的にはないが、私は、英語の学習方法について教えているのであって、英語を教えている感覚があまりないのだ。

今英語の授業をとってくださっている生徒さんは、私のこの理屈っぽい文章をみて、申し込んでくれたのだと思う。理屈が好きならきっとあうよね英語。感覚派からはそうすかんだが。

英語で思いだしたのだが、通訳件MCの仕事もしたなあ。

このマルチキャリア、どこまで増えるのか、もう増えないのかなあ。まあ、それはわからないが、いずれにせよ、日々とても楽しい。基本的に自分が好きなことを、好きな形でやっているので、ストレスがほとんどない。
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あとは大好きなサーフィンと仕事として関われているのが最高に嬉しい。もちろん趣味でやっているのだが、それでも、それを分析して、その理論を提供することで仕事になっているのが、これはもう格別なのだ。ここだけは、水を枯れさせないようにしたいと思っている。

とまあいいことづくめのように書いたが、もちろん不安やリスクはある。

それぞれが細いので、不安はつきまとう。あとは、マルチなので、なにせやることがとても多くなる。私のビジネスモデルは、ブログコンテンツで興味をもってもらい、その人たちにお客さんになってもらうというコンテンツマーケティングなので、日々、コンテンツを作ることに追われている。サーフィン、英語、自分メディア、ゴルフなどなど。

もちろんこれだけあると、更新が停滞しているブログもあり、頭の痛いところではある。

と、書くと、あれこれやらないといけない感じがあるが、実際にやっているのは、書くこととはなすことだけ。

書いて集めて、はなすことで飯をくっている。日々ひたすら書いて、定期的にクライアントさんにあいはなすだけだ。

もしあなたが、マルチキャリアに興味があり、ここまででなくても、ひとつかふたつは仕事になったらなあと思っておられるなら、まず書いて欲しい。書くことってのは、今後ますます重要になってくるスキルだと言われている。

それが実際に仕事につながらなくても、書いていく事自体が、あなたのライティングスキルをあげることになり、結果的に、何かの評価につながるかもしれないのだ。

ひとつの生きかたとしてのマルチキャリア。

楽しいからお薦めだし、それをやるために、書くスキルをみにつけようぜってのが、私からの提案だ。まずは、書くことからはじめてみませんか。