くそっ、ムカつく。やられた、魂を全部もってかれた。仲間ってそういうことだ

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冷めている。世の中を斜めから見ている。熱い奴らを見ると、チッ、熱くなりやがってなる。

だから、普段涙をほとんど流さないし、興奮もあまりしない。その淡々ぶりから「ほんまはあんた、冷たいやつやろ。ニコニコひとのよさそうな顔をして」と脅される。

いい人だと言ったことも、いい人になろうとしたことも、営業マン時代のクライアントの前以外は、一度だってない。なのにいきなりキレられたりするから、ごめんねと言うしかない。

そんなぼく、きのうはムカつくくらい魂を揺さぶられた、感動した、ちょっとないた。

5月から縁があってNPO法人日本結婚教育カウンセラー協会の仕事をお手伝いすることになった。

ミーティングがあるので話をして欲しいと代表に依頼され、行ってきた。

スタッフの人が集まっている。チームが同じ方向に進んでいくにあたって一番たいせつなのは、志の明文化と、その共有だと思っている。ほとんどのチームがこのあたりが、ないかあいまいなゆえ、うまく行っていない。

リーダーが道をしめし、その理念やコンセプトが体に染み付いていれば、そのチームは動く。俺たち、わたしたち、仲間だよねって言わなくても、一体感がでてくる。

事前の打ち合わせで、リーダーに、チームが動くためにはそれが絶対必要ですといい、次回のミーティングでは、その話をさせていただきますねとなり、臨んだ。

そして、気合を入れて、はなすぞとのりこんだ。始まってすぐ、ではとりあえず、全員に自己紹介してもらうねということで、それぞれが自己紹介を始めた。
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おいおいおい、なんじゃこりゃ、やめてやめて、泣く、泣いてしまうってなったのだ。

もうね、自己紹介がはんぱない。みなが志をしっかりともち、チームが何のためにあり、それぞれが何をしないといけないかが明確にある。

いまだ明確ではないスタッフも、自分がまだ明確ではないことを知っており、明確にしようと日々思考しているという。

なんとか泣かずに、最後まで自己紹介を聞いたあと、わたしは

「わたしが教えられることはなにもありません」

と伝えた。

チームが動く上で、最大のハードルである、方向性の一致がすでに終わっているじゃないか。

リーダーとはつきあいも古く、結構わかっていると思っていたが、はっきりいって、ここまで、力のある愛のあるリーダーとは思っていなかったのだ。

サポートはネクストステージに、当然進む。わたしは、次回のミーティングで話そうとしていた議題に急遽きりかえ、じゃあ、それをどう伝えていくかという話をした。

そのあたりは、まだまだ課題が多くやりがいがあるのだが、色々なチームをみてきたなかで、圧倒的なパワーとエネルギーと愛にあふれている集団だった。

年頃の娘さんや息子さんをお持ちのお父さんお母さん。

花嫁修業、花婿修行にどこかにやるなら、このチームに加盟させてください。このチームは結婚とか家族とか、愛とか社会とかを教えてくれるチームです。

俺に子供がいたら、速攻おくりこむ。

感情が激しく動かないことで、冷静に分析するスタイルを築いてきたのに、たじたじやったやんか。

チームビルディングに苦労しているみなさん。このリーダーとチームビルディングの講座つくるかもしれませんので、上梓のさいは是非