僕はグーグルと心中する

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グーグルなんか使うな、あなたの情報は思い切り抜かれ使われまくられて危険極まりないぞということを言ってた人がいたが、それはそうであろうと思う。とんでもない機能たちのほとんどを無料で世界中の人に使わせているのだ、それなりの対価を我々は払っていると考えるのが普通だろ。

その話を聞いて、一瞬、どうしようかなと思ったが、そんなのは瞬間的に吹き飛ぶ。そうなったらそれはそれでしかたない。個人情報が漏洩したらあきらめるしかないなと思えるほどの便利さをグーグルは提供してくれている。

少し前に私は心を決めた

俺はグーグルと心中する

それほど彼らは私の生活に深く広く関わってくれている。あなたなしでは私はもう生きていけないんだ

グーグルカレンダー

営業マン時代、俺は約束の不履行、スケジュール飛ばしの常連だった。でたばかりのデジタルデバイスがでたときはこれだと思って飛びついた。これがあればもうダブルブッキングはないと喜んだが、まったく使い物にならず断念。

手帳はやはりアナログだ。デジタルなんて全然使えないと再びアナログの手帳をもったがだめ。胸に入るポケットサイズから、ノートと同じB5サイズまで持ったが全然だめ、スケジューリングするときに手元にないからメモに書く。そのメモをなくす、メモから手帳に書き写すのをわすれるなどで、あいかわらずのすっとばしを繰り返した。

そしてようやくここにきて、グーグルカレンダーに出会い、ほとんどスケジュールを飛ばすこがなくなり、ダブルブッキングがなくなった。タスクメモも非常に使いやすく、todoを片っ端から打ち込めば、これもかなりの確率で達成することができる。

グーグルカレンダーは前からあった。実はこのカレンダーの使用を、過去に何度か失敗している。その理由は何か。使用するハードの立ち上げの遅さだ。少し前のウインドウズパソコンはパソコンを開いて立ち上がるまでものすごく時間がかかっていた。

「じゃあ来週の会議いつにします?」ってなっときに、ちょっと待ってくださいと、立ち上げまで1分もかかってたら他の人に迷惑がかかる。だから、適当にアポを入れてしまったりしていたのだ。それではまったく使えない。

今のパソコンは記憶媒体がハードディスクからなんちゃらになって立ち上げがとても早い。俺が持っているマックブックは蓋を閉じればスリープ、あければすぐ立ち上がるので、10秒もかからずスケジューラーを開ける。スマホも同じだ。グーグルカレンダーは同期せいが高いので、パソコンにうってもスマホにいれても同期されるのだ。だからスケジューリングがとても楽になる。優秀な秘書をひとりやとったようなものだ。

このカレンダーを開けば、いつ何をやるべきかが絶対にはいっている。todoもそこにあるので、ここにあるものさえ逃さなければ、ビジネスにおいてミスは絶対にないとなるのだ。この安心感はとんでもない。

もちろん使いこなすまでには時間がかかる。いつもスマホかパソコンを持っていないといけないし、何より、ものすごく頻繁にカレンダーを見る癖をつけないといけない。そこにあってもみなければ使えない。私も使用し始めた当初は、予定がすんでからカレンダーをみてしまったというミスを何度も犯した。

そのミスを防ぐにはみるしかないのだ。そのくせがつくまでが苦しい。使ったけど使えないと言う人は、見る癖をまずつけるべきだ。わたしは、1日に10回以上カレンダーに行く。それくらいしてはじめてこの良さを実感できる。

最初はアナログとデジタルを並行して使えばいいだろう。ポケットサイズの手帳をつねにもち、それがないときには約束をしないアポをとらないようにする。嫌われても怒られても、すみません、今手元に手帳がないのでと断る。適当に約束して、レシートの裏にメモしてそれをなくして信用をなくすくらいなら怒られろ。

そうやってまずアナログで漏れがないようにしたら、それをグーグルカレンダーに転載する。そうして漏れがないようになったら、完全にデジタルに移行する。それならデジタルに移行できる。手帳はアナログでと言う人も多い、わたしも完全にそうだったので気持ちはわかる。その俺が、デジタルのほうがいいとなっているので、いちど試していただきたい。

#メモもカレンダーに
メモも全部タスクに書けばいい。1日10回も見るのであらゆることの抜け漏れがなくなる。人間は何かをやることで生きている。やることをすべてそこに書くことで、仕事以外も全部、安心する「あなた、帰りにバター買ってきてね」ってのも全部カレンダーに書く。カレンダーには『バター買え』ってのが大事なクライアントとのアポの上に君臨している。

行動に大事も大事じゃないもないと思っている。バターを買わないと家庭が不和になり仕事にも影響する。トイレットペーパーを誰かが買わないと、トイレからでられずクライアントとの商談に遅れるのだ。

以前は部屋片付けるとか掃除とか、クリエイティブでない事を俺にやらすなよと思っていたが、それをしないと生きていけないのだから、仕事も何もないのだ。もちろんそれは誰かにやらすという方法もあるが、誰かにやらすのは、それをしないとことが回らないとわかっているからだ。それが大事な仕事であるに違いはない。人間は行動して生きている。それがすべてそこにある。こんな安心感は他にない。

#アナログにないメリット
動かせる。

これが最高で最大のメリット。リスケジュールとか、タスクを消化できないってことが日常的に起こっている。そんな時にカーソルを合わせてつまんで動かせば簡単に変わる。おかげでタスクがどんどん溜まっていって辛くなるってのもあるのだが、リスケジュールが圧倒的に早い。

と便利極まりないと思うのだが、これになれるまで相当かかる。これを乗り越えられるかがキー。スケジュールをとばしまくり約束を不履行しまくってた俺がいうのだからいちどやってみる価値はあるとおもう。違ってればやめればいいのだから。

グーグルドキュメント

これが半端なく使える。

テキストの全てをここで管理しているのではないかと思えるほど私はここを使っています。グーグルさんは太っ腹で、ドライブ内でドライブのフォーマットに従って書いたテキストやスライドや表計算は無制限で使わせてもらえれる。何ギガになろうが何テラになろうが大丈夫どころか、そもそもカウントされない。おそらくそれをデータとして活用しているのだろうが、すでに俺はグーグルと心中すると決めているのでそんなものは覚悟の上だ。

ここで作った書類は非公開と共有を選べる。メールアドレスを使って共有すれば、特定の人だけがみれるようになるし、もう少し広く共有すれば、そのURLさえ知ればだれでもみることができるのだ。他の誰かを編集者に指定すれば、校正なども人におねがいできたり、一緒に書類をつくったりもできる。

表計算ソフトもエクセルと比べると全然だが、普通につかうなら十分以上に事が足りる。クラウドになっているので、自分がもつ全てのデバイスからアクセス可能だし、オフラインで使うこともできる。

仕事でテキストを書くことが多いが、これがあるのでとても助かっている。書きたいことを書きまくるのだ。重要機密書類もグーグルにはばれるが、おそらく他の人には漏らさないだろうから、まあ安心といえば安心だ。しょうもない自社サーバーなんかよりよほど信頼性が高い。

ドキュメントができてからマイクロソフトのソフトや、パソコンのメモ機能をほとんど使わなくなったな。書物は全てグーグルドライブにあるという安心感はとても大事。検索もできるし、必ずそこにあるという意味は相当すごいのだ。

これも使うことでなれてくる。はじめはめんどくさいが慣れるとたまらない。おすすめだ。

Gメール

いまさらその利便性を私が書くこともないので割愛させてもらう。スパムメールが全然こない。いったいどうやってるかというほど必要なものしかこない。ヤフーメールから移行する時、少し慣れるまで時間がかかったが、今は使い勝手が良すぎて離れられない。

あなたなしでは生きていけないはって感じだ。

あとグーグルアナリティクスとかMAPとかもあるが、もちろんすごい。カテゴリーが少し違う感じがするので書かないが、また気が向いたら加筆する。

グーグルさん、すごいインフラをありがとう。これからもよろしくお願いします