ビジネスの天才ホリエモンが好きなことだけやれと言っているぞ。ついにきたか。

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好きなことで起業する
趣味で起業する

おいおい、そんな甘いことでどうする。そんなんで成功するんやったら警察いらんわ! あまいんじゃいって声が聞こえてきそうだ。確かにそうだと思う、実際そうで起業の9割は失敗し10年後生存率は10%を下回るというのだから、成功するかいなって声は正解なのだ。

これがもうかりそうだから、はやっているから、このビジネスモデルはすごいから市場があるからとビジネスを始めたとしても、そのうち9割は失敗するのだ。それだったらいっそ好きなことでやったほうがいいのではないかと。

AIがどんどん進み、多くの仕事がなくなってしまうというのは、もう散々言われているのでいまさら書かないが、ホリエモンも同じことを言っている。それだったら、ますます、自分が好きな、没頭してきたことに集中しそれが仕事になっていけば、それのほうがいいのではないかと言っているのだ。

没頭には大いに賛同する。好きなことをやるってのは、まさに没頭。俺なんかは朝から晩までサーフィンしてヘロヘロになるのにあきたらず、帰ってからサーフィンの動画をみまくって、ブログを書いて、イラストまで書いている

私は5年前に脱サラして起業したが、きっかけはサーフィンだった。

大好きなサーフィンが上達したいという思いが強く研究に没頭した。それが高じて研究所まで作った。研究所と言っても、上手い人の動画や実際のサーフィンを見て、あさからばんまで、下手な人と比較したりするだけなので、たいそうなものではない。

上手い人が何をしていて下手な人が何をしていないかをみた。そして自分の動画をとって足らないところをおぎなった。やがてそこそこ上達したからブログを書き始めた。最初は20PVだったブログが4000pv/日までなり、やがてお金を払うので教えてくれと言う人がでてきた。それならと私は理論を伝えたかったので会議室でプレゼン方式でやることにした。そんなことをしている人はいなかったのがめずらしかったのか、雑誌から取材がきたり日経新聞web版のトップページにとりあげられたりした

そしてついには、TV朝日のワイドスクランブルの取材をうけた。師匠から「みさおさんの会議室サーフィンセミナーを取材したいっていってるんですけどいいですか?」と。ちょうどタイミングよく関西でやる予定だったので取材にきてもらったというわけだ。

星の数ほどあるサーフィンスクールと
星の数ほどある会議室でのセミナー

このふたつを掛け合わせることで唯一無二になった。

そうやって独立した私は、独立後それを水平展開していった。自分が好きな没頭できることはなにか、得意なことはなにかと棚卸しをしたら、サーフィンと英語とプレゼンと営業とコンテンツマーケティングがまあまあ没頭していることがわかった。わたしはそれらも同じように展開していった。そしてそれらはすべて、大きくはないが、多少の売上を産んだ。

ひとつひとつの収入は大きくないが、好きなこと得意なこと没頭できることをやっていったら小さい川の流れができてやがておおきくプールされるようになった。研究所は河村総合研究所となったのだ。

独立して5年になるが、おかげさまで今は多くのクライアントさんとコンサルティングの顧問契約を結ばせていただいている。すこしだが講演の依頼をもらって出かけていっては話している。

10年前くらいから好きなことでとか趣味でとか言われだした。私は5年前に独立してすきなこだけして食っている。ここにきて加速してきて、今後さらにそういうことが広がるだろうとホリエモンは言っている。実際にそういうながれだし、ネット以降本当にそれが可能になった、個人が企業と戦えるようになったからだ。

まあ冒頭書いたが、これってそんなに簡単なことではないし簡単なものでもない。ほとんどが失敗するから、気軽に手軽に慎重にはじめていただきたいのだが、リスクを取らずにやる方法はある。多くの人がやっていて、わたしもやったこのやりかたはひとつのビジネスモデルになるのではと思うのでここに記しておく

書きまくれ

あなたは何に没頭し、どんなことをやっているのか、何が好きで何が嫌いなのか、なぜそれをやるのかってのを書きまくれ。話すのが得意ならyoutubeでもなんでもいいので話しまくれ。写真が得意ならインスタにアップしまくれ。

人はあなたのその没頭ぶりに変態性を感じ、面白さを感じ、ブログをお気にいりに入れ、インスタでfacebookであなたをフォローするようになる。あなたが好きなことを、私はこんなにもこれを好きなんだって書くことが人を動かしたり感動させたり、おなじ境遇の人や趣味の人の共感をよぶのだ。これでもかって言うくらい徹底的に書きまくればいい。話しまくればいい。

ちなみに私は1日8000字書いている。原稿用紙20枚をほぼ毎日書いている。英語のことサーフィンのこと営業のことなどとことん書いている。書いていない時間はしゃべっている。私は書くより話すほうが得意なので、8000字書く以上のインパクトを話す方で与えいているということだ。それをもうかれこれ5年以上続けているのだ。

ホリエモンが没頭しろというのを聞いて、これじゃん、俺やんって思った。まちがっていなかった、だからまだ5年たってもなんとか生き残っている。書いている文字の9割は誰の目にも触れられず、ネットのブラックホールに吸い込まれる。それでも俺は今日も書くのだ。尊敬する司馬遼太郎先生も言っている。文章は捨てた文章の分量でその価値がでてくると。どんどん書けってことだ。

書かなくても別にいいが、書いてそれを世にだすことで、あなたが何者で、面白いことをやっている人間だってことがわかるのだ。さあ没頭して書きまくれ話しまくれ

クソ丁寧に

見ていると、起業してうまく行っていない人は適当すぎる。徹底的に、クソ丁寧にやる必要がある。3Sとかめっちゃ大事だから。まずは3s、整理整頓清潔からやってみよう。これを徹底すれば必ず何か結果がついてくる。いい加減な人に人は仕事を頼もうとしないし、きっちりしている姿をみたら、この人に仕事を頼んでも大丈夫って気がしてくるのだ。

俺はサラリーマン時代は超ええかげんで、適当だったのだが、それでえらい目にあって、そこからKAIZENしようと努力し始め、徐々にだがきっちりできるようになってきた。まだまだ、全然だが、死ぬまでには、例えば「そういえば、ここ10年小さな約束や社交辞令も含めて約束破ったこと無いなあ」って言ってみたいと思っている。いい感じで3ヶ月つづいていたが、先日、小さな約束をひとつ不履行にしてしまった。また1からやりなおしだ。簡単そうでそういうのを丁寧にするのは非常に難しい。

でも、それを以前よりできるようになって俄然かわってきた。見ている人は見ている。誰も見てなくても天がみている。もしあなたがうまく行っていないのなら見直して欲しい、あなたはクソ丁寧か、約束は守るか、3sはできているか。自戒も含めて書いておく。クソ丁寧。これは強烈な武器だ。あなたはやろうと決めたことをほったらかしていないか。

目標を小さくしてはじめてみよう。

日本語をみがく

あなたが何をやっているかを伝えないことには商売ははじまらない。それを伝えるのに必要なのが日本語だ。日本語を整えよう、わかりやすいシンプルで論理的な文書を構築できるようになろう。現代人は忙しい、情報はあふれている。

一瞬でも、あ、こいつ何言ってるかわからないってなったら人は耳を閉ざす。そうなったら、挽回するのは至難の業だ。なによりスべきは日本語をみがくことだ。

方法は簡単。たくさん本を読んで、いっぱい書けばいい。読んでアウトプットを繰り返していればいやがおうにも正しい文章がかけるように、また話せるようになってくる。この人の文章いいわ、わかりやすいわって人を見つけたら、徹底的にふぉろーしよう。

何を言っているか伝わらなければ、おわるのである。

2017年4月8日 しんちゃんの哲学カフェ2開催
2017年4月8日 しんちゃんの起業カフェ
2017年4月1日 第14回EOD@鳴尾浜
2017年5月予定 第5回結婚を語ろう会
2017年6月予定 サーフィン上達講座