嘘をおすすめしない理由

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嘘は突き通せば嘘にならない。

嘘をおすすめしない最大の理由はばれる、である。ウソはばれるのだ。なぜウソはばれるのか。その場で取り繕うようにつくからである。

ばれないウソをつくためには徹底的にしないといけない。まず、自分をだますのだ。

今日朝食会というものがあり参加していた。毎週木曜日の早朝に喫茶店で行われる。そのなかで中学高校のクラブ活動の話になった。所属クラブ当てゲームが始まった。参加者の風貌や性格からやっていたクラブ活動を当てる。「バレーボール?」「ぽい、ぽい」と始まる。

なんて言うゲームを始めるんだと思った。この手のゲームはとても嫌いだ。何故か想像はもうつくと思う。中学高校時代に所属しているクラブを公開するのがいやなのだ。もし、Facebookのプロフィールに中学高校の所属クラブを書く欄があり、それが必修なら私はFacebookをはじめていない。

幸いそのゲームは早々に終了したので事なきを得た。

どうしてもウソをつきたくなるときがある。浮気(してません)をしたときとか、所属クラブを聞かれたとき。サッカーか野球を選択したくなる。今までどうせばれるのし、経歴詐称で訴えられてもなんなので、ウソをついた事はないが、もしつくならこのどちらかを言う。

このときだ。もしサッカー部に所属していないのにサッカー部というなら、あなたは本当にサッカー部に所属したようにしないといけない。グランドを走り回っているイメージ、監督に怒られているシーン。サッカー部の仲間といつもよるパン屋さんの前で、カレーパンを食べながら談笑しているイメージ。実際にサッカー部の同級生をそのシーンに入れたほうが効果が高い。

まずは自分をだます。あなたはサッカー部に所属していた事にしてしまうのだ。そうでないと絶対にばれる。中学に所属していたクラブが卓球部で高校に入ってもこりずに卓球部に入っていた事実を隠したい思いだけが強く、適当にウソで所属していたクラブを言うと大変な事になる。

テニスの王子様がはやってるたからテニス部といい、スラムダンクだからバスケ部、キャプテン翼からはサッカー部。適当に言うと絶対に駄目。

誰に何のクラブと言ったか解らなくなる。これはまずい。「みさおさん、中学なにやってたん。」「え、サッカー。」「えーすごい、ポイポイ」「せやろ」とやってると、つれが、「あれ、みさお野球部違ったけ、おまえそうゆーてたで、俺も野球やってたから覚えててん一緒やなあと思って」

「あ、ちゃうちゃう、野球は小学校のときや」すると、他のつれが「おまえ小学校のときミニバスケやってたってゆうてなかったけ」まずい。「なにゆーてんねん。バスケは幼稚園の時や」「え〜、幼稚園でバスケ、聞いた事ないわ」

収拾がつかなくなる。

こういうことが起こるからウソはばれるのだ。絶対にいけない。ウソをつくなら俺はサッカー一筋15年くらいに自分を洗脳しないといけない。浮気をしたときもきっとおなじ。おれは同僚と深夜まで飲んで、終電がなくなったから仕方なくホテルに泊まった。ダブルの部屋しか空いてなかったので仕方なく一緒に寝た。何故か知らないがそいつは女性用の香水をつけていた。コートにおうのはそのせいだ。

これくらい見事に洗脳しないといけない。

幼稚園でバスケをはじめ、小学校は野球一筋、中学は素質を買われサッカー部に所属していたというとウソっぽいので、中学高校6年間卓球一筋という事にしている。

どっちが本当でどっちがウソかは読者の皆様のご判断にゆだねたいと思います。

今日ここにあげたスポーツは全て球を扱う物だが、私はその中でも一番小さい球を扱っていた。それだけはウソをつきたくない。私は6年間とても軽い小さい球を追い続けていた。

タモリのせえや。